JavaScript 文字列の始まり/終わり(startsWith/endsWith)

JavaScriptの文字列の始めと終わりを確認するサンプルです。

目次

startsWith 文字の始まりを確認する(startsWithの引数1つ)
  文字の始まりを確認する(startsWithの引数2つ)
endsWith 文字の終わりを確認する(endsWith)

文字の始まりを確認する(startsWithの引数1つ)

str.startsWith(検索する文字列)
  • 文字列が指定した引数で始まっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
  • 引数は、検索する文字列です。
  • Internet Explorerは、未対応です。

文字の始まりを確認するサンプルです。

<script>
  const str1 = "あいうえお";
  
  if (str1.startsWith("あいう")) {
      console.log("OK"); // OKが出力される
  } else {
      console.log("NG");
  }

  const str2 = "ABCDE";
  
  if (str2.startsWith("abc")) {
      console.log("OK");
  } else {
      console.log("NG"); // NGが出力される
  }
</script>

4行目は、if文とstartsWithで文字列が「あいう」で始まっているか判定し一致するのでtrueが返ります。
12行目は、英字の大文字と小文字は一致していない判定となるのでfalseになります。

 

文字の始まりを確認する(startsWithの引数2つ)

str.startsWith(検索する文字列, 開始位置)
  • 文字列が指定した引数で始まっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
  • 1つ目の引数は、検索する文字列です。
  • 2つ目の引数は比較を開始する位置です
  • 最初の1文字目の位置は0から始まります。
  • Internet Explorerは、未対応です。

startsWithメソッドの引数が2つで、文字の始まりを確認するサンプルです。

<script>
    const str1 = "あいうえ";
    
    if (str1.startsWith("あいう",0)) {
        console.log("OK"); // OKが出力される
    } else {
        console.log("NG");
    }

    if (str1.startsWith("あいう",1)) {
        console.log("OK");
    } else {
        console.log("NG"); // NGが出力される
    }

    if (str1.startsWith("いうえ",1)) {
        console.log("OK"); // OKが出力される
    } else {
        console.log("NG");
    }
</script>

4行目は、2つ目の引数が0です。文字列「あいうえお」の「あいう」と「あいう」で比較します。trueです。
10行目は、2つ目の引数が1です。文字列「あいうえお」の2文字目からで「いうえ」と「あいう」で比較します。falseになります。
16行目も、2つ目の引数が1です。文字列「あいうえお」の2文字目からで「いうえ」と「いうえ」で比較します。trueになります。

 

文字の終わりを確認する(endsWith)

str.endsWith(検索する文字列)
  • 文字列が指定した引数で終わっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
  • Internet Explorerは、未対応です。

文字の終わりを確認するサンプルです。

<script>
  const str1 = "あいうえお";
  
  if (str1.endsWith("えお")) {
      console.log("OK"); // OKが出力される
  } else {
      console.log("NG");
  }

  const str2 = "ABCDE";
  
  if (str2.endsWith("de")) {
      console.log("OK");
  } else {
      console.log("NG"); // NGが出力される
  }
</script>

4行目は、if文とendsWithで文字列が「えお」で終わっているか判定し一致するのでtrueが返ります。
12行目は、英字の大文字と小文字は一致していない判定となるのでfalseになります。

以下はMDNのstartsWithとendsWithメソッドのリンクです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/startsWith
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/endsWith

関連の記事

JavaScript substring 文字列を切り出す
JavaScript slice 文字列を切り出す+(末尾削除/頭ゼロ)
JavaScript 文字列の一部を取得する(substr)

△上に戻る