searchメソッド
変数 = 検索対象の文字列 .search(正規表現のパターン); |
- 正規表現のパターンで文字列を検索します。
- 一致した場合、マッチした箇所のインデックスを返します。
- 一致しなかった場合、-1を返します。
- インデックスは0から始まります。
- Stringオブジェクトのメソッドです。
文字列を指定
<script>
const a = /BC/;
console.log("BCA".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ABC".search(a));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("ABA".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、文字列「BC」を指定しています。
文字をORで指定
<script>
const a = /[AB]/;
console.log("ABC".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZAZ".search(a));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZZB".search(a));//2 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZZZ".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、「A」または「B」を指定しています。
文字を否定で指定
<script>
const a = /[^AB]/;
console.log("AZZ".search(a));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("BZZ".search(a));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZAZ".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ABA".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、「A」と「B」以外の文字を指定しています。
文字を範囲で指定
<script>
const a = /[A-C]/;
console.log("ABC".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZZC".search(a));//2 マッチした箇所のインデックス
console.log("ZZZ".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、「A」または「B」または「C」の文字を指定しています。
先頭の文字列を指定
<script>
const a = /^AB/;
console.log("ABC".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ACB".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、先頭が「AB」の文字を指定しています。
末尾の文字列を指定
<script>
const a = /BC$/;
console.log("ABC".search(a));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("ACB".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、最後尾が「BC」の文字を指定しています。
連続する文字を指定
<script>
const str1= /c{2}/;
console.log("acccb".search(str1));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("accb".search(str1));//1 マッチした箇所のインデックス
console.log("acbc".search(str1));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、「c」が2回連続する文字を指定しています。
1桁以上を指定
<script>
const ptr = /[0-9]{1,}-/;
console.log("1-".search(ptr));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("123-".search(ptr));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("ab1-".search(ptr));//2 マッチした箇所のインデックス
console.log("a1b-".search(ptr));//-1 マッチしない
</script>
2行目は、数値1桁以上とハイフン(-)を指定しています。
数値(0-9)の5桁+先頭と末尾も(0-9)
<script>
const a = /^[0-9]{5}$/;
console.log("12345".search(a)); //0 マッチした箇所のインデックス
console.log("123".search(a)); //-1 マッチしない
console.log("a2345".search(a)); //-1 マッチしない
</script>
数値(0-9)と英字(a-f)の5桁+先頭と末尾も(0-9 or a-f)
<script>
const ptr = /^[0-9a-f]{5}$/;
console.log("1a23b".search(ptr));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("a1bc".search(ptr)); // -1 マッチしない
console.log("12345".search(ptr)); // 0 マッチした箇所のインデックス
console.log("abcde".search(ptr)); // 0 マッチした箇所のインデックス
</script>
郵便番号(数値3桁とハイフンと数値4桁)+先頭と末尾も(0-9)
<script>
const a = /^[0-9]{3}-[0-9]{4}$/;
//const a = /^\d{3}-\d{4}$/;
console.log("123-4567".search(a));//0 マッチした箇所のインデックス
console.log("1234567".search(a));//-1 マッチしない
console.log("1234-567".search(a));//-1 マッチしない
</script>
2行目と3行目は同じ意味です。\dは、数値を意味します。[0-9]と同じです。
ドット(.)を文字として指定(エスケープ)
<script>
const ptr = /\./;
console.log("a.".search(ptr));// 1 マッチした箇所のインデックス
console.log("ab.".search(ptr));// 2 マッチした箇所のインデックス
console.log("abc.".search(ptr));// 3 マッチした箇所のインデックス
</script>
2行目は、ドット(.)を文字として扱います。
エスケープとしてバックスラッシュ(ユニコードのU+005C)を前につけます。環境によっては円マークで表示されます。
ドット(.)にエスケープをつけない場合は任意の一文字という意味になります。
以下はMDNのsearchメソッドのリンクです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/search
正規表現の構文
正規表現の構文として以下2つがあります。
1つめは、正規表現リテラルです。
2つめは、RegExpオブジェクトのコンストラクタです。
変数 = /正規表現のパターン/オプション |
変数 = new RegExp('正規表現のパターン','オプション') |
主なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
g | マッチしたものをすべて返す(Global search.) |
i | 大文字と小文字の区別をしない(Case-insensitive search.) |
m | 複数行をマッチする |
正規表現のパターン
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