AWSのRDSでDBパラメータグループをもう1つ作成して切り替えるサンプルです。
(確認環境:MySQL 5.7.34)
目次
サンプル | DBパラメータグループの値を確認する |
1.DBパラメータグループを作成する | |
2.作成したDBパラメータグループの値を変更する | |
3.作成したDBパラメータグループをRDSに指定する | |
比較 | DBパラメータグループの変更箇所を比較する |
エラー時 | DBパラメータグループの値が入力間違いのとき |
DBパラメータグループの値を確認する
1.RDSのデータベースの一覧でDB識別子をクリックします。
2.設定タブをクリックします。このサンプルでは、パラメータグループはdefault.mysql5.7になっています。リンクをクリックします。
3.DBパラメータグループのパラメータの値が表示されます。
1.DBパラメータグループを作成する
1.パラメータグループをクリックします。
2.パラメータグループの作成をクリックします。
3.グループ名は任意の値を入力します。作成でパラメータグループが作成されます。
2.作成したDBパラメータグループの値を変更する
1.パラメータグループの一覧で変更するパラメータグループを選択しアクションから編集をクリックします。
2.値を選択または入力し、変更の保存をクリックすると保存されます。
3.作成したDBパラメータグループをRDSに指定する
1.データベースの一覧でデータベースを選択して変更ボタンをクリックします。
2.DBパラメータグループの選択肢で、作成したDBパラメータグループを選択します。
3.最後に変更のサマリーでDBパラメータグループが変更されることを確認します。
すぐに適用を選択してDBインスタンスを変更をクリックします。
4.設定のパラメータグループを見ると再起動を保留中となってる場合は、データベースの再起動を行います※。
※適用タイプがdynamicの場合は再起動無しで反映されます。
5.データベースの再起動が完了すると同期中になります。
DBパラメータグループの変更箇所を比較する
1.パラメータグループの一覧で比較するパラメータグループをチェックし、アクションから比較をクリックします。
2.差分がある箇所のみパラメータとそれぞれの値が表示されます。
・タイプが異なる場合は、比較の文字は非活性でクリックできません。
(例:DBクラスターのパラメータグループとパラメータグループ)
・データベースが異なるパラメータグループ同士の比較もできません。
(例:oracle-se2-19とmysql5.7)
DBパラメータグループの値が入力間違いのとき
1.sql_modeの値の最後にカンマがある状態で変更の保存を押します。
2.エラーメッセージが表示され保存できませんでした。
保存中のエラー: Cannot modify a default parameter group. (Service: AmazonRDS; Status Code: 400; Error Code: InvalidParameterValue;
3.スペルミスした場合(例:sql_modeのNO_ENGINE_SUBSTITUTIONをNO_ENGINで保存)
同じくエラーメッセージが表示され保存できませんでした。
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