AWS EC2を作成/削除するサンプル

目次

01. EC2を作成/削除する

EC2の概要とEC2作成時に行うこと

02. 手順

EC2を作成する

EC2を削除する

EC2の概要とEC2作成時に行うこと

  • EC2は、仮想サーバーです。
  • EC2作成時に以下を行います。
    ・OSイメージ(AMI:Amazonマシンイメージ)からOSを選択
    ・インスタンスタイプを指定
    ・ログイン用のキーペアファイルを作成
    ・作成したVPC、サブネットを指定
    ・セキュリティグループ(SG)の作成
    ・ストレージの種類と容量の指定
  • インスタンスタイプはサーバーのスペックを表します。CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク等が含まれます。
  • セキュリティグループは、インバウンドルールでsshのポート22を許可します。
  • EC2のストレージとしてEBSが使用されます。
  • 自宅等のVPC外からEC2にTera Termのsshポート等で接続する場合は、パブリックネットの設定が必要です。
    AWS Tera TermのSSHでEC2に接続する
    VPC サブネット EC2
    test-vpc3 test-pub-subnet test3-public-ec2

     

    EC2を作成する

    1.検索入力欄で「EC2」と入力し、表示された「EC2」をクリックします。
    ※画面右上のリージョンを確認します。例:東京 ap-northeast-1

    2.画面左の「インスタンス」をクリックします。

     

    3.画面右にある「インスタンスを起動」をクリックします。

     

    4.名前は任意の名称を入力します。

     

    5.OSイメージ(Amazon マシンイメージ:AMI)は、Amazon Linux2を選択しました。
    アーキテクチャは、「64ビット(X86)」です。

     

    6.インスタンスタイプは、t2.microを選択しました。

     

    7.キーペアでは「新しいキーペアの作成」をクリックします。
    キーペアは、EC2にSSHでログインする際に使用します。

    キーペア名は任意の名称を入力します。
    「キーペアのタイプ」はRSA、「プライベートキーファイル形式」は.pemを選択し(.pemはOpenSSHで使用する場合です)、「キーペアを作成」をクリックすると「test3-key-pair.pem」ファイルがダウンロードされます。

     

    8.ネットワーク設定(Network settings)では「編集」ボタンをクリックします。
    VPCとサブネットは作成したtest-vpc3とtest-pub-subnetを選択しました。
    パブリックIPの自動割り当ては「有効化」にしました(※1)。外部から接続できるようになります。

    ※1 無料利用枠を超える場合は追加料金が適用されます。

     

    9.セキュリティグループ名は任意の名称をつけました。
    インバウンドのルールで、sshのポート22は許可(0,0,0,0/0)になっています。

     

    10.ストレージはデフォルトのままです。gp2は汎用SSDです。

     

    11.「インスタンスを起動」をクリックします。

     

    12.作成後、画面左の欄にある「インスタンス」をクリックすると作成したEC2が表示されます。

     

    EC2を削除する

    検索入力欄で「EC2」と入力し、表示された「EC2」をクリックします。
    ※画面右上のリージョンを確認します。例:東京 ap-northeast-1

    1.EC2の一覧で削除したいEC2を選択して「インスタンスの状態」→「インスタンスを終了」をクリックします。インスタンスは起動中/停止中どちらでも可です。

    2.確認のダイアログが表示されます。終了をクリックします。

     

    3.EC2の一覧の「インスタンスの状態」は「終了済み」になります。
    1日後にログインしたところ終了済みの行は消えていました。

    関連の記事

    AWS EC2を起動/停止/再起動する手順

    △上に戻る