AWSのEC2を作成するサンプルです。
目次
サンプル | EC2を作成する概要 |
EC2を作成する | |
EC2を起動する | |
EC2を停止する | |
EC2を再起動する | |
EC2を削除する | |
EC2の「停止から起動」と「再起動」の違い |
EC2を作成する概要
- EC2は、仮想サーバーです。
- OSイメージ(Amazon マシンイメージ:AMI)からEC2インスタンスを作成します。
- EC2のストレージとしてEBSが使用されます。
- インスタンスタイプはサーバーのスペックを表します。CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク等が含まれます。
EC2を作成する
1.検索入力欄で「EC2」と入力し、表示された「EC2」をクリックします。
2.画面左の「インスタンス」をクリックします。
3.画面右にある「インスタンスを起動」をクリックします。
4.名前は任意の名称を入力します。
5.OSイメージ(Amazon マシンイメージ:AMI)は、Amazon Linuxを選択しました。
アーキテクチャは、「64ビット(X86)」です。
6.インスタンスタイプは、t2.microを選択しました。
7.キーペアでは「新しいキーペアの作成」をクリックします。
キーペアは、EC2にSSHでログインする際に使用する鍵情報です。
キーペア名は任意の名称を入力します。
「キーペアのタイプ」はRSA、「プライベートキーファイル形式」は.pemを選択し(.pemはOpenSSHで使用する場合です)、「キーペアを作成」をクリックすると「test3-key-pair.pem」ファイルがダウンロードされます。
8.Network settings(ネットワーク設定)では「編集」ボタンをクリックしVPCとサブネットは作成したtest-vpc3とtest-pub-subnetを選択しました。
パブリックIPの自動割り当ては「有効化」にしました。外部から接続できるようになります。
9.セキュリティグループ名は任意の名称をつけました。
インバウンドのルールで、sshのポート22は許可(0,0,0,0/0)になっています。
10.ストレージはデフォルトのままです。gp2は汎用SSDです。
11.「インスタンスを起動」をクリックします。
12.作成後、画面左の「インスタンス」をクリックすると作成したEC2が表示されます。
EC2を起動する
1.起動したいEC2を選択して「インスタンスの状態」→「インスタンスを開始」をクリックします。
2.インスタンスの状態が「実行中」になります。正常に起動したときの「ステータスチェック」は「2/2 のチェックに合格しました」になります。
EC2を停止する
1.停止したいEC2を選択して「インスタンスの状態」→「インスタンスを停止」をクリックします。
2.確認のダイアログが表示されます。停止を押すと停止します。
3.インスタンスの状態が「停止済み」になります。
EC2を再起動する
1.再起動したいEC2を選択して「インスタンスの状態」→「インスタンスを開始」をクリックします。
2.確認のダイアログが表示されます。再起動をクリックすると再起動します。
3.ステータスの「インスタンスの状態」は特に変更されません。画面上部に実行結果が表示されます。
EC2を削除する
1.削除したいEC2を選択して「インスタンスの状態」→「インスタンスを終了」をクリックします。インスタンスは起動中/停止中どちらでも可です。
2.確認のダイアログが表示されます。終了をクリックします。
3.EC2の一覧の「インスタンスの状態」は「終了済み」になります。
1日後にログインしたところ終了済みの行は消えていました。
EC2の「停止から起動」と「再起動」の違い
停止して起動すると、物理的にハードウェアが変わります。
AWSからハードウェアメンテナンスの通知が来たときは、この停止して起動を行います。
再起動は、物理的なハードウェアは変わりません。
関連の記事