AWS EC2からAurora(MySQL)に接続するサンプル

AWSのEC2からAurora(MySQL)に接続するサンプルです。

目次

AWS 目的
  Aurora(MySQL)を作成する
EC2からAurora(MySQL)に接続する
その他事項

目的

  • EC2にSSH接続をしてAurora(MySQL)に接続します。
  • Auroraはクラスタ構成です。
  • テストでAuroraを作成した場合、料金は結構かかるので放置しないようにします。

Auroraのイメージ図(ライターインスタンスが1つの例)

インスタンスがデータを処理します。
データはクラスターボリュームにあります。

AWS Aurora(MySQL)のライターインスタンス

 

RDSのAurora(MySQL)を作成する

Aurora(MySQL)の作成方法は以下を参照願います。
AWS Aurora(MySQL)を作成/変更/削除するサンプル

 

EC2からAurora(MySQL)に接続する

1.Tera TermのSSHでEC2に接続します。
Tera TermのSSHでEC2に接続する

 

2.Aurora(MySQL)に接続するためのMySQLをインストールします。
既にインストール済みの場合は不要です。

インストール済みかの確認は以下のコマンドを実行します。

yum list installed | grep mariadb

インストール済みの場合はmariadbの行が表示されます。

インストールは以下のコマンドを実行します。

sudo yum -y install mysql

 

3.Aurora(MySQL)の接続情報を取得します。
AWSのマネジメントコンソールからRDSの画面に入ります。
画面左の「データベース」をクリックし、一覧の作成したライターインスタンス(test-database-1-instance-1)のリンクをクリックし、「接続とセキュリティ」タブにある「エンドポイント」の値をコピーします。

database-1-instance-1.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com

リージョン別クラスターのリンクをクリックし、その中のライターインスタンスまたはリーダーインスタンスのエンドポイント名を指定しても可能です。

 

4.Aurora(MySQL)への接続のコマンドを入力します。

mysql -h エンドポイント -u ユーザ名 -p
mysql -h test-database-1-instance-1.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u admin -p

この後パスワードを入力します。

 

5.成功すると以下のようにMySQLへログインします。

 

Auroraのバージョンを確認(コマンド)

以下のコマンドでバージョンが表示されます。

select @@aurora_version;

 

その他事項

クエリエディタ

画面左の項目にクエリエディタがありますが、
クエリエディタはサーバレスのみに対応しているためこの接続では使用できません。

 

Cloudshellからの接続

※Cloudshellからは接続できません。

Q: Can I access resources in a VPC with CloudShell?
No, you cannot currently access resources that are in your private VPC in this release of CloudShell

Q: CloudShell を使用して VPC 内のリソースにアクセスできますか?
いいえ、現在、このリリースの CloudShell ではプライベート VPC 内のリソースにアクセスできません。

https://aws.amazon.com/jp/cloudshell/faqs/

 

一時停止の注意点

一時停止にしても最大7日間停止し、その後自動で再起動されてしまいます。
使用しない場合は注意が必要です。

 

このサンプルのAurora(MySQL)でかかった金額

このサンプルを作成して約19時間起動状態のままにしていたら6.07ドル(約900円)かかりました。
放置しないように注意が必要です。

1時間あたり0.313ドル*19.301時間=6.04

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AWS Aurora(MySQL)のライターインスタンス

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