AWS Aurora(MySQL)のライターインスタンス

目次

Auroraのライターインスタンスとリーダインスタンスの関係

  • ライター(Writer)インスタンスは、クラスターで1つのみ存在します。読み書き(Read/Write)可です。プライマリインスタンスとも呼ばれます。
    →更新負荷が高いとライターがボトルネックになりやすいです。
  • リーダー(Reader)インスタンスは、クラスターで複数存在できます。読み込み(Read)のみ可です。Auroraレプリカ、レプリカインスタンスとも呼ばれます。
    →読み取りが多いサービスは、リーダーを複数配置して負荷を分散できます。
  • ライターインスタンスが1つとリーダーインスタンスが複数の状態のときにライターインスタンスを削除すると。。
    →リーダーインスタンスの1つが自動でライターインスタンスになります。
  • 以下は、AWSのAmazon Aurora の特徴のリンクです。
    https://aws.amazon.com/jp/rds/aurora/features/

Auroraのイメージ図(ライターインスタンスが1つの例)

インスタンスがデータを処理します。
データはクラスターボリュームにあります。

リーダーインスタンスを追加してライターインスタンスを削除する

1.Auroraの一覧です。リージョン別クラスターとライターインスタンスがあります。

 

2.アクションからリーダーの追加をクリックしてリーダーインスタンスを増やします。

 

3.リーダーインスタンスを2つ追加しました。
リージョン別クラスターのサイズは、3インスタンス(ライター1+リーダー2)となっています。

 

4.ライターインスタンスを削除しました。ステータスが削除中になっています。

 

5.しばらくすると上記図までリーダーインスタンスだったdb-test3がライターインスタンスに変わっています。

フェイルオーバーでライターとリーダーを変更する

1.test-db2がライターインスタンスです。チェックを入れます。

 

2.アクションからフェイルオーバーをクリックします。

 

3.確認画面がでるのでフェイルオーバーをクリックします。

 

4.しばらくするとtest-db2はリーダーインスタンスになり、別のインスタンスがライターインスタンスになります。

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