AWS EC2からRDS(Oracle)に接続するサンプル

AWSのEC2からRDS(Oracle)にSQL*PLUSで接続するサンプルです。

目次

サンプル 目的
  RDS(Oracle)を作成する
EC2のSQL*PLUSでRDS(Oracle)に接続

目的

  • EC2にSSH接続をしてRDSのmysqlに接続します。
  • RDSのセキュリティグループをプライベートにします。
  • EC2が作成済みであることが前提です。
    AWS EC2を作成/削除するサンプル

 

RDS(Oracle)を作成する

1.検索入力欄で「RDS」と入力し、表示された「RDS」をクリックします。

2.画面左の「データベース」をクリックします。

3.「データベースの作成」をクリックします。

 

4.エンジンのタイプは、「Oracle」を選択します。

Database management type Amazon RDS
アーキテクチャ設定 マルチテナントアーキテクチャにチェックしない
エディション Oracle Standard Edition Two
ライセンス license-included
エンジンバージョン Oracle 19.0.0.0.ru-2023-01.rur-2023-01.r1
テンプレート 開発/テスト
DBインスタンス識別子 database-1
マスターユーザー名 admin
DBインスタンスクラス db.t3.small
ストレージタイプ 汎用SSD(gp2)
ストレージ割り当て 20GiB
ストレージの自動スケーリング チェックしない
マルチAZ配置 スタンバイインスタンスを作成しない
コンピューティングリソース EC2コンピューティングリソースに接続しない
ネットワークタイプ IPv4
VPC test-vpc2
DBサブネットグループ default-vpc (test-vpc2のID)
パブリックアクセス なし
VPCセキュリティグループ 既存の選択でtest-security-rds
アベイラビリティゾーン ap-northeast-1a
認証機関 rds-ca-2019
データベースポート 1521
データベース認証 パスワード認証
Perfomance Insights チェックしない
最初のデータベース test_database_first_oracle
DBパラメータグループ default.oracle-se2-19
オプショングループ default.oracle-se2-19
文字セット AL32UTF8

概算月間コストは67.00USDでした。

 

作成が完了すると一覧にデータベースが表示されます。

 

EC2のSQL*PLUSでRDS(Oracle)に接続

EC2のSQL*PLUSでRDS(Oracle)に接続します。

※セキュリティグループのインバウンドルールにポート1521を空ける必要があります。

1.Tera TermのSSHでEC2に接続します。
Tera TermのSSHでEC2に接続する

 

2.Oracleのページから接続のためのモジュール(basicとsqlplus)を取得します。

wget https://download.oracle.com/otn_software/linux/instantclient/1918000/oracle-instantclient19.18-basic-19.18.0.0.0-2.x86_64.rpm
wget https://download.oracle.com/otn_software/linux/instantclient/1918000/oracle-instantclient19.18-sqlplus-19.18.0.0.0-2.x86_64.rpm

https://www.oracle.com/database/technologies/instant-client/linux-x86-64-downloads.html

 

3.Oracleのモジュール(basicとsqlplus)をインストールします。

sudo yum install -y oracle-instantclient19.18-basic-19.18.0.0.0-2.x86_64.rpm
sudo yum install -y oracle-instantclient19.18-sqlplus-19.18.0.0.0-2.x86_64.rpm

 

4.Oracleへの接続のコマンドを入力します。

sqlplus user_name@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=dns_name)(PORT=port))(CONNECT_DATA=(SID=database_name)))
[ec2-user@ip-10-0-10-4 ~]$ sqlplus 'admin@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=database-1.cxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SID=orcl)))'

HOST=dns_nameは、データベースのエンドポイントを指定します。
SIDは、orclでした。

コマンドを入力し接続に成功するとパスワードを入力欄が表示されます。

 

5.成功するとsqlplusでコマンドやSQLを実行できます。

SQL> select instance_name from v$instance;

INSTANCE_NAME
----------------
ORCL

SQL>

上記は、SIDを確認するSQLです。

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