AWS Lambdaでhello worldを出力する(Python)

目次

01. AWSのLambdaでhello worldを出力する

Lambdaの概要

02. 手順

関数を作成する

Hello Worldを出力するコードを作成する

コードを実行する

Lambdaの概要

  • Lambda(ラムダ)は、サーバーレスでプログラムを実行できます。
    →通常であればサーバーを立ててOSを導入してその上にプログラムをインストールしますが
    Lambdaではプログラムをそのまま使用できます。
  • 使用できるプログラミング言語は、.NET(C#,PowerShell),Java,Node.js,Python,Ruby等あります。

 

関数を作成する

1.検索入力欄で「Lambda」と入力し、表示された「Lambda」をクリックします。

2.「関数の作成」ボタンをクリックします。

3.関数の作成では「一から作成」を選択します。

 

4.関数名を入力します。ランタイムはPythonを選択しました。

 

5.アーキテクチャは、x86_64を選択しました。

 

6.関数の作成ボタンをクリックすると作成されます。
「コード」タブの「コードソース」にコードがあります。

 

Hello Worldを出力するコードを作成する

1.フォルダを右クリックしNew Fileを選択しtest_hello.pyというファイルを作成しました。

 

2.test_helloのタブをクリックし、コード入力欄に以下のコードを作成します。

def hello():
    return "Hello World Test"

 

3.lambda_functionのタブをクリックし、lambda_function.pyに以下のコードを作成します。

import json
import test_hello as he

def lambda_handler(event, context):

    str = he.hello()
    
    print("print=",str)
    
    return {
        'statusCode': 200,
        'body':json.dumps(str)
    }

2行目は、importで作成したtest_hello.pyのコードを呼び出せるようにしています。
6行目は、test_hello.pyの関数を実行します。
8,12行目で関数の実行結果を表示します。

 

4.Testボタンをクリックします。「テストイベントを設定」のダイアログが表示されます。
「新しいイベントを作成」を選択し、任意のイベント名を入力します。

 

5.イベント共有の設定は、プライベートを選択し、テンプレートオプションは作成したhello-world、イベントJSONはデフォルトのままにしておきます。

 

6.保存ボタンを押すとダイアログが閉じます。

 

コードを実行する

1.コードを実行するときは、「Deploy」をクリックしてから「Test」をクリックします。

コードを変更してDeployをしていないときは、右側にChanges not deployed(変更がありますがデプロイされていません)が表示されます。

Deploy(デプロイ)とは実行ファイルを配置するというような意味です。

 

2.Deploy完了後に、Testボタンをクリックします。エラーがない場合以下のように表示されます。

コードに出力するようにした2箇所から表示されています。

 

実行結果のログは、以下のようにCloudWatchのログでも確認できます。

CloudWatchのロググループの/aws/lambda/test2

 

エラーが出る場合の確認点

拡張子に.pyがついていることを確認します。

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