AWSのS3 Glacierにファイルを配置/取得するサンプルです。
目次
サンプル | S3 Glacierにファイルを配置/取得する概要 |
S3 Glacierにファイルを配置 | |
S3 Glacierからファイルを取得 | |
ライフサイクルルールを作成する(配置) |
S3 Glacierにファイルを配置/取得する概要
- S3 Glacierは、S3より費用が安くなります。
- 保存や取り出しはS3より時間がかかります。
- S3のライフサイクルを使用するとアップロードX日後にS3 Glacierに移動等の設定ができます。
- Amazon S3 Glacierは Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval という名前に変更されました。(2021/11/30の記事)
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/11/amazon-s3-glacier-storage-class-amazon-s3-glacier-flexible-retrieval/
S3 Glacierにファイルを配置
1.検索入力欄で「S3」と入力し、表示された「S3」をクリックします。
2.S3のファイルを配置したいバケット名のリンクをクリックし「アップロード」をクリックし、アップロード画面に遷移します。
3.アップロードするファイルを選択後、「プロパティ」のストレージクラスで「Glacier Flexible Retrieval (旧 Glacier)」を選択して「アップロード」をクリックします。
※ファイルアップロード後でも「Glacier Flexible Retrieval (旧 Glacier)」に変更可能です。
4.オブジェクトの一覧を表示するとストレージクラスはGlacierになっています。
S3 Glacierからファイルを取得
1.S3でGlacierのファイルを選択してもダウンロードボタンは押せません。ファイルの復元が必要です。
2.「アクション」から「復元を開始」をクリックします。
※オブジェクトが利用可能になるまで待機する必要があります。取り出し料金が適用されます。
3.復元されたコピーが利用可能な日数は1日を設定しました。
取得階層は、一括取得を選択しました。取り出し時間が早いほど料金も上がります。
復元を開始をクリックすると復元が始まります。
4.復元中は、復元ステータスが「進行中」となります。
「ダウンロード」ボタンは押下不可でダウンロードできません。
復元の速度は、「取得階層をアップグレード」で早めることができます。
5.復元が完了すると、復元ステータスが「完了済み」となります。
「ダウンロード」ボタンが押下可能となります。復元の有効期限が表示されます。
6.一覧では進行中や完了済みといったステータスは表示されません。
ライフサイクルルールを作成する(配置)
1.検索入力欄で「S3」と入力し、表示された「S3」をクリックします。
2.S3のバケット名のリンクをクリックします。
3.管理をクリックします。
4.「ライフサイクルルールを作成する」をクリックします。
5.ライフサイクルルール名を入力し、ルールスコープを選択します。
6.ライフサイクルルールのアクションは、「オブジェクトの最新バージョンをストレージクラス間で移動」にします。
7.左の選択はGlacierを選択し、オブジェクト作成後の日数は0としました。
8.概要が表示されます。ルールの作成をクリックすると作成されます。
9.S3のバケットの管理タブをクリックするとライフサイクルが表示されます。
10.S3からGlacierに移動するとS3のストレージクラスがGlacierに変更されます。
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