Java 文字からUnicodeを取得(codePointAt)

JavaのcodePointAtメソッドで、文字からUnicodeコードポイントを取得するサンプルです。

目次

サンプル codePointAtとは
  Unicodeコードポイントを取得する
  数値文字参照
  サロゲートペア文字列の場合

codePointAtとは

public int codePointAt(位置)
  • 文字列のうち、引数の数値の位置にあるUnicodeコードポイントを返します。
  • 文字列の最初の1文字目の位置は0です。
  • 引数が範囲外のときは、IndexOutOfBoundsExceptionの例外を返します。
  • Java1.5で導入されました。
  • 以下はOracleのJava8のcodePointAtメソッドのリンクです。
    https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/java/lang/String.html#codePointAt-int-

Unicodeコードポイントを取得する

package test1;
 
public class Test1 {
	public static void main(String[] args) {
 
		String a = "ABあい";

		System.out.println(a.codePointAt(0)); // 65
		System.out.println(a.codePointAt(1)); // 66
		System.out.println(a.codePointAt(2)); // 12354
		System.out.println(a.codePointAt(a.length()-1)); //12356
		
		System.out.println
		(Integer.toHexString(a.codePointAt(0))); //41
		System.out.println
		(Integer.toHexString(a.codePointAt(1))); //42
		System.out.println
		(Integer.toHexString(a.codePointAt(2))); //3042
	}
}

8行目は「A」を指しUnicodeコードポイントの65を表示します。
9行目は「B」を指しUnicodeコードポイントの66を表示します。
10行目は「あ」を指しUnicodeコードポイントの12354を表示します。
11行目は、最後の文字の「い」を指しています。lengthで文字列の長さを取得して1引きます。
Unicodeコードポイントの12356を表示します。

13~18行目は、toHexStringメソッドで16進数にしています。

数値文字参照

10進数の場合: &#数値;
16進数の場合: &#x数値;

上記コードの値は、数値文字参照で使用できます。

HTML上で
10進数の「A」と16進数の「A」は、「A」と表示されます。
10進数の「あ」と16進数の「あ」は、「あ」と表示されます。

サロゲートペア文字列の場合

サロゲートペア文字列の場合のサンプルです。
6行目は、サロゲートペアの「つちよし」です。

package test1;
 
public class Test1 {
	public static void main(String[] args) {
 
		String a = "𠮷";

		System.out.println(a.codePointAt(0)); // 134071

		System.out.println
			(Integer.toHexString(a.codePointAt(0))); //20bb7
	}
}

8行目は、codePointAtメソッドで「つちよし」のUnicodeコードポイントを表示しています。
10行目は、toHexStringメソッドで16進数にしています。

文字コードは秀丸やサクラエディタで確認できます。

秀丸で見た場合

Unicodeコードポイントは、U+16進数で記述されます。

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