VBAのOption Explicitで、変数の宣言を強制するサンプルです。Excel、Accessとも同じです。
目次
サンプル | 変数の宣言を強制する(Option Explicit) |
変数を宣言していなかった場合 | |
Option Explicitの設定 |
変数の宣言を強制する(Option Explicit)
Option Explicit |
- Option Explicitと記述することにより変数の宣言を強制します。
- 宣言されていない場合コンパイル時にエラーになります。
- 変数の宣言を強制することによりバグを減らします。
- 一番最初に記述する必要があります。
- Explicitは、明示的という意味です。
Option Explicitのサンプルです。
Option Explicit
Sub test1()
Dim goukei As Integer
goukei = 0
Do While goukei < 5
goukei = goukei + 1
Loop
MsgBox goukei '5
End Sub
1行目のOption Explicitを記述することによって変数の宣言を強制できるようになります。
3行目が変数を宣言している箇所です。
変数を宣言していなかった場合
Option Explicitを記述し、使用している変数を宣言していなかった場合です。
マクロを実行すると、以下のようにダイアログが表示され対象の変数が選択されます。
Option Explicitの設定
この設定をすると、新規でモジュールを追加した時に、Option Explicitを先頭に記述してくれます。
1.ツール→オプションを選択します。
2.変数の宣言を強制するにチェックを入れます。
以下は、MicrosoftのOption Explicitのリンクです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/vba/language/reference/user-interface-help/option-explicit-statement
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