Windows10へのJenkinsのインストールと設定を行う手順です。
(確認環境:Windows10,Jenkins 2.150.1,Google Chrome)
目次
| サンプル | Jenkinsを取得する |
| Jenkinsをインストールする | |
| ポート番号を変更する |
Jenkinsを取得する
1.Jenkins公式サイトのURLにアクセスして「Download」をクリックします。

2.WindowsのリンクをクリックするとJenkinsのダウンロードが始まります。(jenkins-2.150.1.zip)

Jenkinsをインストールする
Jenkinsをインストールします。
1.zipファイルを解凍して、中にあるjenkins.msiをダブルクリックします。
セットアップウィザードが表示されるのでNextをクリックします。

2.インストール先を指定して進めていくとインストールが行われます。

3.インストールが完了すると自動でJenkinsの画面が立ち上がります。
立ち上がるのに少し時間がかかります。
URLは、localhost:8080/login?from=%2Fです。

4.Jenkinsをアンロックするパスワードを黄色の欄に入力します。
入力するパスワードは、赤文字で書かれたパスにある赤枠のテキストファイルに記述してあります。

initialAdminPasswordというファイルです。このファイルを開き、記述してあるパスワードをコピペします。

5.Jenkinsで使用するプラグインを選択します。
左側は、便利であろうプラグインをインストールしてくれます。
右側は、インストールするプラグインを選択できます。

今回は、左側のInstall suggested pluginsを選択しました。
6.プラグインがインストールされます。少し時間が掛かります。

7.JenkinsのAdminユーザを作成します。
ユーザ名、パスワード、フルネーム、メールアドレスを入力し「Save and Continue」ボタンを押します。

8.JenkinsのURLの入力欄が表示されます。
デフォルトは、http://localhost:8080/です。「Save and Finish」ボタンで保存します。

9.上記手順が完了するとJenkinsの画面が表示されます。

ポート番号を変更する
xmlファイルの修正と画面での変更があります。
jenkins.xmlを修正する
デフォルトのポート番号を変更します。http://localhost:8080/の8080がポート番号です。
1.Jenkinsをインストールしたフォルダにあるjenkins.xmlを開きます。
(サンプルではE:\Program Files (x86)\Jenkins\jenkins.xml)
2.--httpPort=8080の箇所を修正します。
(サンプルでは--httpPort=8090に修正)
<arguments>-Xrs -Xmx256m -Dhudson.lifecycle=hudson.lifecycle.WindowsServiceLifecycle -jar "%BASE%\jenkins.war" --httpPort=8090 --webroot="%BASE%\war"</arguments>
3.タスクマネージャーを開き、「サービス」→「Jenkins」を右クリックし、再起動をクリックします。

4.Jenkinsの再起動完了後、以下のURLを入力するとログイン画面が表示されます。
localhost:8090
画面のシステムの設定を修正する
画面の「システムの設定」にあるポート番号を修正します。
ここを修正しないで「システムの設定」を開くとリバースプロキシの設定がおかしいという警告が表示されます。
1.「Jenkinsの管理」→「システムの設定」をクリックします。

2.「Jenkinsの位置」にあるURLのポート番号を修正して保存ボタンを押します。

関連の記事
Jenkins ジョブの作成/変更/削除とHello Worldを表示する
JenkinsでAntのbuild.xmlを実行するサンプル
