JavaScriptの小数点ありの数値の表示形式を指定するサンプルです。
目次
サンプル | 小数点の後の桁の数を指定(toFixed) |
小数点ありの数値の桁の数を指定(toPrecision) | |
指数表記で表示(toExponential) |
小数点の後の桁の数を指定(toFixed)
toFixed(数値) |
引数の数値は、小数点の後の桁の数になります。
数値がない場合は0で桁分表示されます。
<script>
const a = 1;
console.log(a.toFixed(3)); //1.000
console.log(a.toFixed(4)); //1.0000
const b = 123.1546;
console.log(b.toFixed(2)); //123.15 四捨五入
console.log(b.toFixed(3)); //123.155 四捨五入
console.log(b.toFixed()); //123 整数のみ
</script>
4,5行目は、引数の数値の分小数点の後ろに0が付いています。
9,10行目は、引数の数値の後の数値で四捨五入されています。
12行目は、引数がありません。この場合整数のみで表示されます。
以下は、MDNのtoFixedのリンクです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Number/toFixed
小数点ありの数値の桁の数を指定(toPrecision)
toPrecision(数値) |
引数の数値は、小数点ありの数値の桁の数になります。
1.toPrecision(3)とした場合は、1.00です。
数値がない場合は0で桁分表示されます。
<script>
const a = 1;
console.log(a.toPrecision(3)); //1.00
console.log(a.toPrecision(4)); //1.000
const b = 123.1546;
console.log(b.toPrecision(4)); //123.2 四捨五入
console.log(b.toPrecision(5)); //123.15 四捨五入
console.log(b.toPrecision()); //123.1546
</script>
4,5行目は、小数点の後ろに0が付いています。
9,10行目は、指定した桁数の後の数値で四捨五入されています。
12行目は、引数がありません。この場合数値がそのまま表示されます。
以下は、MDNのtoPrecisionのリンクです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Number/toPrecision
指数表記で表示(toExponential)
toExponential(数値) |
引数の数値は、少数点から後の桁数になります。
100.toExponential(3)とした場合は、1.000e+2です。
e+2は、小数点が右に2つ移動します。1.000e+2 → 100.0
<script>
const a = 1;
console.log(a.toExponential(3)); //1.000e+0
console.log(a.toExponential(4)); //1.0000e+0
const b = 123.1546;
console.log(b.toExponential(4)); //1.2315e+2
console.log(b.toExponential(5)); //1.23155e+2
console.log(b.toExponential()); //1.231546e+2
</script>
9,10行目は、指定した桁数の後の数値で四捨五入されています。
以下は、MDNのtoExponentialのリンクです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Number/toExponential
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