JavaScriptのMathクラスの関数(べき乗/平方根/立方根他)のサンプルです。
サンプル | べき乗を計算する(pow) |
平方根を計算する(sqrt) | |
立方根を計算する(cbrt) | |
絶対値を取得する(abs) | |
円周率を取得する(Math.PI) | |
対数を取得する(Math.log/Math.log2/Math.log10) |
べき乗を計算する(pow)
Math.pow(数値,数値) |
- powは、べき乗を計算します。
- 1つ目の引数は、底となる数です。2つ目の引数は、指数です。
- Math.pow(2,3)であれば、2*2*2=8になります。
const a = 2;
const b = 2;
console.log(Math.pow(a, b)); //4 (2*2)
const c = 2;
const d = 3;
console.log(Math.pow(c, d)); //8 (2*2*2)
3行目は、べき乗です。2*2=4です。
7行目は、べき乗です。2*2*2=8です。
平方根を計算する(sqrt)
Math.sqrt(数値) |
- sqrtは、平方根を計算します。
- 平方根は、2乗の逆です。36の平方根は、+6または-6です。6*6=36です。±6とも書きます。
const a = 36;
console.log(Math.sqrt(a)); // 6
const b = 49;
console.log(Math.sqrt(b)); // 7
2行目は、36の平方根です。6*6=36です。
5行目は、49の平方根です。7*7=49です。
立方根を計算する(cbrt)
Math.cbrt(数値) |
- cbrtは、立方根を計算します。
- 立方根は、3乗の逆です。8の立方根は、2です。2*2*2=8です。
const a = 8;
console.log(Math.cbrt(a)); // 2
const b = 27;
console.log(Math.cbrt(b)); // 3
2行目は、8の立方根です。2*2*2=8です。
5行目は、27の立方根です。3*3*3=27です。
絶対値を取得する(abs)
absは、絶対値を取得します。
const a = -1.87;
console.log(Math.abs(a)); // 1.87
円周率を取得する(Math.PI)
Math.PIは、円周率を表示します。
console.log(Math.PI); // 3.141592653589793
対数を取得する(Math.log/Math.log2/Math.log10)
console.log(Math.log(2)); // 0.6931471805599453
console.log(Math.log2(4)); // 2
console.log(Math.log10(1000)); // 3
1行目は、2の自然対数を取得しています。
3行目は、2(底)を何乗すれば4になるかを表しています。2になります。2*2=4。
5行目は、10(底)を何乗すれば1000になるかを表しています。3になります。10*10*10=1000。
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