eclipseの起動時のメモリ量(Xms)と最大のメモリ量(Xmx)の確認方法です。
確認環境 ・eclipse 4.7/4.6 |
目次
1.ヒープ・ステータスを表示する
eclipseの起動時のメモリ量を確認するため、ヒープ・ステータスを表示します。
1.「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
2.「一般」の「ヒープ・ステータスを表示」にチェックを入れます。
3.ヒープ・ステータスは、Eclipseの右下(赤枠)に表示されます。
ヒープ
メモリの領域です。
インスタンスを生成するとヒープに割り当てられます。
ヒープの空き容量がなくなるとOutOfMemoryErrorというエラーが発生します。
2.メモリの使用量を確認する
1.以下は起動時に確保されたサイズ(Xms)が257MBあり、そのうち157MBが使用中ということを表しています。
2.ヒープ・ステータスにカーソルを当てると起動時のメモリ量(Xms)と最大のメモリ量(Xmx)が表示されます。eclipse.iniのXmsは256mで、Xmxは1024mで起動しました。
eclipse.iniの設定
-Xms256m
-Xmx1024m
(補足)マークの設定を表示する
「マークの設定」をクリックすると現在使用中のメモリの右端に縦線が引かれ、以後のヒープサイズの増減を確認できます。
1.ヒープ・ステータスで右クリックし、「マークの設定」をクリックします。
2.「マークの設定」をクリックした直後の図です。
3.メモリの使用量が増えると黄色い箇所が縦線より右にはみ出て表示されます。
(補足)最大ヒープを表示する
「最大ヒープを表示」をクリックするとヒープ・ステータスは最大ヒープまでの表示になります。
赤線が最大ヒープです。
(補足)ガベージコレクションを実行する
右端のゴミ箱のアイコンをクリックするとガベージコレクションを手動で実行します。
ガベージコレクション(garbage collection/GC)
不要になったインスタンスを解放する機能です。メモリの空き容量を増やします。
通常はJVMが自動で実行します。
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