SQL Serverのtable,view等を作成するDDL文のサンプルです。
DDLとは、Data Definition Languageの略でデータを定義する言語です。
テーブル
テーブル関連のサンプルです。
テーブルを作成する(create table)
CREATE TABLE syain(
id INT,
name VARCHAR(20) not null,
romaji VARCHAR(20),
primary key(id)
);
2行目は、整数型のINT型を指定しています。
3行目は、not null制約をつけています。
5行目は、プライマリーキーを指定しています。2行目のidを指しています。
テーブルの項目の属性を変更する(alter table)
ALTER TABLE syain ALTER COLUMN
name VARCHAR(40)
;
syainテーブルの項目nameの桁数を40に変更しています。
テーブルに項目を追加する(alter table)
ALTER TABLE syain ADD
mail VARCHAR(30)
;
テーブルの最後尾に項目mailが追加されます。
テーブルの項目を削除する(alter table)
ALTER TABLE syain DROP COLUMN
mail
;
テーブルの項目mailを削除しています。桁数の指定は不要です。
テーブルの項目名を変更する(sp_rename)
EXEC sp_rename 'syain.name','Namae';
テーブルの項目名のnameをNamaeに変更しています。
alter tableではなく、T-SQLで実行します。
テーブルの項目をNOT NULLにする(alter table)
テーブルの項目名のnameをNOT NULLに変更しています。
ALTER TABLE syain
ALTER COLUMN name VARCHAR(20) NOT NULL;
テーブルの項目名のnameをNOT NULLに変更しています。
データ型を記述する必要があります。
テーブルの項目をNULL可能にする(alter table)
ALTER TABLE syain
ALTER COLUMN name VARCHAR(20) NULL;
テーブルの項目名のnameをNULLに変更しています。
データ型を記述する必要があります。
テーブル名を変更する(sp_rename)
EXEC sp_rename 'syain','syain2';
テーブル名のsyainをsyain2に変更しています。
テーブルを削除する(drop table)
drop table syain;
drop tableを使用します。項目の指定は不要です。
ビュー
ビューは、sqlで仮想の表を作成します。
ビューを作成する
CREATE VIEW v_syain AS
select
id,
name
from
syain;
2~6行目は、select文でsyainテーブルからビューを作成しています。
select文なので複数のテーブルを結合したsqlも作成できます。
ビューを変更する
ALTER VIEW v_syain AS
select
id,
name,
romaji
from
syain;
1行目は、ALTER VIEWにします。
5行目は、viewに項目romajiを追加しています。
ビューを削除する
DROP VIEW v_syain;
drop viewを使用します。項目の指定は不要です。
シーケンス
シーケンスは、順序とも呼ばれます。指定した値の増分を取得できます。
シーケンスを作成する
CREATE SEQUENCE syain_id
START WITH 1
INCREMENT BY 1;
2行目は、最初は1から始まると指定しています。
3行目は、増分です。1ずつ増えます。
シーケンスの使い方
select NEXT VALUE FOR syain_id --1
select NEXT VALUE FOR syain_id --2
1行目は、NEXT VALUE FORで次の値を取得します。再度、NEXT VALUE FORを使用すると設定した増分で2になります。
シーケンスを削除する
DROP SEQUENCE syain_id;
DROP SEQUENCEを使用します。
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