Pythonの計算のサンプルです。(確認環境:Python 3)
目次
サンプル | 数値の演算 |
代入演算子 | |
インクリメントとデクリメント | |
偶数か奇数か判定する | |
文字列と数値の変換 |
数値の演算
数値の演算のサンプルです。
# coding: utf-8
import math
#足し算
print(6 + 3) # 9
#引き算
print(6 - 3) # 3
#掛け算
print(6 * 3) # 18
#割り算
print(6 / 3) # 2.0
#割り算の余りがある場合
print(5 / 3) #1.6666666666666667
#割り算の商を求める
print(5 // 3); #1
#割り算の余りを求める
print(5 % 3) # 2
#べき乗
print(2 ** 4) # 16
20行目は、スラッシュ2つ(//)で割り算の商を求めます。(5/3=1余り2の1です)
23行目の%は、割り算の余りを求めます。
26目は、べき乗です。1つ目の数値を 2つ目の数値でべき乗します(2*2*2*2=16)。
小数点同士の計算
0.1*0.1は0.01になるはずですが、異なる値になってしまいます。
# coding: utf-8
print(0.1 * 0.1) # 0.010000000000000002
小数点のある値で計算をすると誤差が発生する場合があるので注意して下さい。
計算する場合は、値をいったん整数にして計算し元に戻す等などします。
代入演算子
計算がある代入演算子のサンプルです。
計算した後に変数に代入します。
# coding: utf-8
a = 6
a += 3 # a = a + 3 と同じ
print(a) # 9
b = 6
b -= 3 # b = b - 3 と同じ
print(b) # 3
c = 6
c *= 3 # c = c * 3 と同じ
print(c) # 18
d = 6
d /= 3 # d = d / 3 と同じ
print(d) # 2.0
e = 5
e //= 3 # e = e // 3 と同じ
print(e) # 1
f = 5
f %= 3 # f = f % 3 と同じ
print(f) # 2
g = 2
g **= 4 # g = g ** 4 と同じ
print(g) # 16
20行目の//は、割り算の商を求めます。
24行目の%は、割り算の余りを求めます。
28行目は、べき乗です(2*2*2*2=16)。
インクリメントとデクリメント
pythonには、他言語にあるようなインクリメントとデクリメントはありません。
代入演算子を使用して同じように表すことができます。
# coding: utf-8
a = 0
a += 1 # a = a + 1 と同じ
print(a) # 1
b = 0
b -= 1 # b = b - 1 と同じ
print(b) # -1
4行目は、値を1を足してから変数に代入します。インクリメントの代わりになります。
8行目は、値を1を引いてから変数に代入します。デクリメントの代わりになります。
偶数か奇数か判定する
# coding: utf-8
a = 10
if a % 2 == 0:
print("偶数です") # 偶数です
else:
print("奇数です")
5行目は、割り算の余りを求める%を使用し、余りが0のときは偶数、0以外のときは奇数と判定しています。
文字列と数値の変換
# coding: utf-8
a = "10"
b = int(a)
print(type(b)) # <class 'int'>
c = float(a)
print(type(c)) # <class 'float'>
print(c) # 10.0
d = 10
e = str(d)
print(type(e)) # <class 'str'>
4行目は、文字列を整数のint型にしています。
7行目は、文字列を小数点のあるfloat型にしています。
12行目は、数値を文字列にしています。
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