目次
Eclipseのプロジェクトとは
プロジェクトとは、Eclipseが管理する作業単位(開発単位)のことです。
役割
・ソースコードを入れる箱
→.javaなどのプログラムを書く
・設定を保存する場所
→どのJDKを使うか、ライブラリは何を使うか、どこにコンパイル結果を出すか
・ビルド(コンパイル)や実行の単位
→Eclipseはプロジェクト単位でコンパイルや実行を行う
プロジェクトのイメージ
MyProject/ ← プロジェクト名
├── .project ← Eclipseがプロジェクトと認識するための設定
├── .classpath ← 使うライブラリやJDKの設定
├── src/ ← ソースコードを書く場所
│ └── Main.java
└── bin/ ← 自動的に生成されるクラスファイル
プロジェクトを閉じるとは
プロジェクトは閉じたり開いたりすることができます。
プロジェクトを閉じるとどうなる?
1.プロジェクトはワークスペースに残る
ディスク上のフォルダやソースコードは消えません
Eclipseの「Package Explorer」等で見えるけど、アイコンに「×」マークが付き、編集できない状態になります。
2.ビルドやエラーチェックの対象外になる
Eclipseは通常、ファイルを保存すると自動でコンパイル(ビルド)やエラーチェックをします
閉じたプロジェクトはこれらの処理から外れるので、CPUやメモリの負担が減ります。
3.参照ライブラリとしても使われなくなる
閉じたプロジェクトを、他のプロジェクトからクラスパスに入れていた場合、その参照も無効になります。
プロジェクトを閉じる方法
1.閉じるプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを閉じる」をクリックします。

2.閉じたプロジェクトは以下のアイコンになります。
ワークスペースからは削除されません。
他のプロジェクトから参照されていた場合、参照元のプロジェクトのコードはエラーになります。
閉じたプロジェクトを開く方法
閉じたプロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを開く」をクリックします。

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