Eclipse Javadocの生成方法

目次

Javadocとは

Javaのソースコードから自動生成できるAPIドキュメントのことです。

また、そのドキュメントを生成する仕組み(ツール)そのものもJavadocと呼びます。

ソースコード内に特別なコメントを書いておくと、それをもとにHTML形式の仕様書が作られます。

Javadocを生成する手順

1.「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。

eclipse17

 

2.「Java」 →「Javadoc」をクリックします。「次へ」をクリックします。

 

3.以下の操作をします。
①「Javadocコマンド」が空白の場合は「構成」ボタンを押してjavadoc.exeを指定します。
②「Javadocが生成される型の選択」でJavadocを生成するファイルを選択します。
③「次の可視性を持つメンバーのJavadocを作成」を選択します。Publicとした場合はPrivateのメソッドは出力されません。
④「宛先」で出力先を指定します。
⑤「次へ」を押します。

 

4.必要がある場合、修正します。「次へ」を押します。

 

5.必要がある場合、修正します。
※eclipseの文字コードの設定がUTF-8のために書き出しに失敗する場合は補足を参照願います。(ページ下部にあります)「完了」を押します。

結果確認

Javadocを生成すると手順の3で指定した場所にJavadocが生成されます。
生成場所として現プロジェクトのワークスペース配下を指定した場合は、EclipseにJavadocファイルが表示されます。
下図の赤枠の部分です。index.htmlを開くとJavaDocが表示されます。

 

Eclipseから確認する場合は、index.htmlを右クリックし、「次で開く」→「Webブラウザー」を選択します。

 

javadocです。

eclipse20

エラー: この文字は、エンコーディングMS932にマップできません

eclipseの文字コードの設定がUTF-8のため書き出しに失敗する場合
「エラー: この文字は、エンコーディングMS932にマップできません」
「Javadocの生成」ダイアログの「追加のJavadocオプション」に以下を記述します。
-encoding UTF-8
-charset UTF-8

excel20_2

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Eclipse JDKのjarのソース添付とJavadocロケーション

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