TortoiseSVNで特定のフォルダ/ファイルをコミット対象から除外する方法です。
(確認環境:Windows 10)
目次
サンプル | 目的 |
ファイルをコミット対象から除外する | |
除外したファイルを解除する | |
フォルダをコミット対象から除外する | |
フォルダをまたいで除外するファイルを指定する |
目的
拡張子が.jarのファイルはコミット対象に表示されないようにします。
ファイルをコミット対象から除外する
1.コミット対象から除外するtest1.jarファイルを右クリックします。
※上位のtest1フォルダは、SVN管理対象の状態です。
2.「TortoiseSVN」から「無視リストに追加」→「*.jar」をクリックします。
この場合、拡張子がjarのファイルが対象になります。
test1.jarを選択するとそのファイルのみが対象になります。
3.除外したファイルパターンのメッセージが表示されます。
4.上位のフォルダ(test1フォルダ)でコミットをクリックすると除外したファイルは表示されません。
test1フォルダを右クリックし、プロパティ→Subversion→プロパティをクリックするとそのフォルダに設定されているsvn:ignoreのプロパティを確認できます。
除外したファイルを解除する
1.解除するtest1.jarファイルを右クリックします。
2.「TortoiseSVN」から「追加」をクリックします。指定したファイルの除外対象が解除されます。
または、フォルダ(test1フォルダ)を右クリックし、プロパティ→Subversion→プロパティをクリック→設定されているsvn:ignoreのプロパティを選択して削除ボタンで削除します。
フォルダをコミット対象から除外する
対象のフォルダを右クリックし、「TortoiseSVN」から「バージョン管理から除外し、無視リストに追加」>フォルダをクリックします。recursively(再帰的)は、配下のフォルダまで指定されます。
除外を解除する場合
上位のフォルダで右クリックし、プロパティ→Subversion→プロパティをクリック→設定されているsvn:ignoreのプロパティを選択して削除ボタンで削除します。
フォルダをまたいで除外するファイルを指定する
1.上位のフォルダで右クリックし、プロパティ→Subversion→プロパティをクリックし
「新規」→「その他」をクリックします。
2.プロパティ名で「svn:ignore」を選択し、プロパティ値に*.jarを入力し、プロパティを再帰的に適用にチェックを入れOKボタンを押します。
指定したフォルダ配下で*.jarはコミット対象に表示されなくなります。
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