目次
01. while文のサンプル
02. break / continue
while文のサンプル
while 条件: 処理 |
条件がtrueの場合、処理が繰り返されます。
# coding: utf-8
a = 0
while a < 5:
print(a) # 0,1,2,3,4が出力される
a += 1
5行目は値が5より小さい間、処理を繰り返します。
条件(a < 5)のあとにコロン(:)をつけます。
point
・条件がtrueの間、処理を繰り返します。
・条件がfalseの場合、処理を終了します。
・最初の判定がfalseの場合、処理は1回も実行されません。
・処理に条件をfalseにするロジックがないと無限ループになるので注意が必要です。
while文 + else
# coding: utf-8
a = 0
while a < 5:
print(a) # 0,1,2,3,4が出力される
a += 1
else:
print("next is 5") # next is 5が出力される
8行目は、elseです。5行目の条件(a < 5)がfalseになった時に9行目が実行されます。
while文の中にbreakがありそのbreakでwhile文を抜けた場合、else配下は実行されません。
breakでループを抜ける
# coding: utf-8
a = 0
while a < 5:
if a == 3:
break
print(a) # 0 1 2が出力される
a += 1
print("end") # endが出力される
7行目のbreakは、while文を抜けます。
aの値が3のときwhile文を抜け次に「end」が表示されます。
continueでループの先頭に戻る
# coding: utf-8
a = 0
while a < 5:
if a == 3:
a += 1
continue
print(a) # 0 1 2 4が出力される
a += 1
print("end") # endが出力される
8行目にcontinueがあります。aの値が3のとき9行目にはいかず、ループ処理の先頭の5行目に戻ります。
このサンプルでは7行目の加算がないと無限ループになるので注意して下さい。
do...while文にあたる書き方
while True: 処理 if 条件: break |
最初に1回は処理が実行されます。
条件がtrueの場合、処理が繰り返されます。
# coding: utf-8
a = 0
while True:
print(a) #0 1 2 4 5が出力される
a += 1
if a > 5:
break
4行目は、while Trueで最初の1回は必ず実行するようにします。
6行目は、ループの変数を1加算しています。
7行目の条件がtrueになったときに8行目のbreakでwhile文を抜けます。
point
・JavaやJavaScriptなどにあるdo...while文にあたる書き方です。必ず1回は処理が実行されます。
・while True:として、無限ループさせます。
・if文で条件を判定してbreakで処理を終了します。
関連の記事