GAS(Google Apps Script)の文字列の始めと終わりを確認するサンプルです。
目次
startsWith | 文字の始まりを確認する(startsWithの引数1つ) |
文字の始まりを確認する(startsWithの引数2つ) | |
endsWith | 文字の終わりを確認する(endsWith) |
文字の始まりを確認する(startsWithの引数1つ)
str.startsWith(検索する文字列) |
- 文字列が指定した引数で始まっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
- 引数は、検索する文字列です。
文字の始まりを確認するサンプルです。
function myFunction() {
const str1 = "あいうえお";
if (str1.startsWith("あいう")) {
console.log("OK"); // OKが出力される
} else {
console.log("NG");
}
const str2 = "ABCDE";
if (str2.startsWith("abc")) {
console.log("OK");
} else {
console.log("NG"); // NGが出力される
}
}
4行目は、if文とstartsWithで文字列が「あいう」で始まっているか判定し一致するのでtrueが返ります。
12行目は、英字の大文字と小文字は一致していない判定となるのでfalseになります。
文字の始まりを確認する(startsWithの引数2つ)
str.startsWith(検索する文字列, 開始位置) |
- 文字列が指定した引数で始まっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
- 1つ目の引数は、検索する文字列です。
- 2つ目の引数は比較を開始する位置です。
- 最初の1文字目の位置は0から始まります。
startsWithメソッドの引数が2つで、文字の始まりを確認するサンプルです。
function myFunction() {
const str1 = "あいうえ";
if (str1.startsWith("あいう",0)) {
console.log("OK"); // OKが出力される
} else {
console.log("NG");
}
if (str1.startsWith("あいう",1)) {
console.log("OK");
} else {
console.log("NG"); // NGが出力される
}
if (str1.startsWith("いうえ",1)) {
console.log("OK"); // OKが出力される
} else {
console.log("NG");
}
}
4行目は、2つ目の引数が0です。文字列「あいうえお」の「あいう」と「あいう」で比較します。trueです。
10行目は、2つ目の引数が1です。文字列「あいうえお」の2文字目からで「いうえ」と「あいう」で比較します。falseになります。
16行目も、2つ目の引数が1です。文字列「あいうえお」の2文字目からで「いうえ」と「いうえ」で比較します。trueになります。
文字の終わりを確認する(endsWith)
str.endsWith(検索する文字列) |
- 文字列が指定した引数で終わっていればtrueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
文字の終わりを確認するサンプルです。
function myFunction() {
const str1 = "あいうえお";
if (str1.endsWith("えお")) {
console.log("OK"); // OKが出力される
} else {
console.log("NG");
}
const str2 = "ABCDE";
if (str2.endsWith("de")) {
console.log("OK");
} else {
console.log("NG"); // NGが出力される
}
}
4行目は、if文とendsWithで文字列が「えお」で終わっているか判定し一致するのでtrueが返ります。
12行目は、英字の大文字と小文字は一致していない判定となるのでfalseになります。
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