GAS(Google Apps Script)の文字列を結合するサンプルです。
目次
サンプル | +演算子で結合する |
代入演算子で結合する(+=) | |
文字列を連結する(concat) | |
文字列を繰り返す(repeat) | |
改行を含んだ文字列(テンプレートリテラル) | |
テンプレートリテラル(テンプレート文字列)で変数を使用 |
+演算子で結合する
文字列 + 文字列 |
function myFunction() {
console.log("あいう" + "えお"); // あいうえお
console.log("あいう" + 123); // あいう123
}
2行目は、+演算子で文字列同士を結合しています。
4行目のように文字列と数値を結合することもできます。
代入演算子で結合する(+=)
変数 += 文字列 |
function myFunction() {
let a = "かきく";
a += "けこ";
console.log(a); // かきくけこ
}
3行目は、代入演算子(+=)で文字列を結合しています。
文字列を連結する(concat)
str.concat(string2[, string3, ..., stringN]) |
function myFunction() {
const a = "赤";
const b = "青";
console.log(a.concat(b)); // 赤青
console.log(a.concat("と", b)); //赤と青
console.log(a.concat("と", b, "です。")); //赤と青です。
}
concatメソッドは、引き数を増やすことができ、増やした分結合されます。
concatは連結という意味です。
文字列を繰り返す(repeat)
str.repeat(count) |
function myFunction() {
const a = "あ";
console.log(a.repeat(2)); // ああ
const b = "あいう";
console.log(b.repeat(2)); // あいうあいう
}
6行目のように複数の文字もまとめて繰り返します。
改行を含んだ文字列(テンプレートリテラル)
`文字列` |
function myFunction() {
const a = `こんにちは
はじめまして`;
console.log(a);
}
バックコーテションの入力は、shiftを押しながら@を押します。
2,3行目は、改行がある文字列をバックコーテションで囲んでいます。
5行目は、改行されて表示されます。
テンプレートリテラル(テンプレート文字列)で変数を使用
`文字列${変数}文字列` |
- 文字列をバックコーテーション(`)で括り、その中で${変数}と書くと変数を展開できます。
- バックコーテションの入力は、shiftを押しながら@を押します。
function myFunction() {
const a = "赤";
console.log(`色は${a}です。`); // 色は赤です。
const b = 1;
const c = 2;
console.log(`1+2は ${b + c}です。`); // 1+2は 3です。
}
3行目は、2行目の変数を文字列内で結合して表示しています。
7行目のように、${ }内で計算もできます。
関数の実行
以下のようにテンプレート文字列内で関数も実行できます。
function myFunction() {
function calc(num1, num2) {
return num1 + num2;
}
console.log(`数は${calc(1,2)}です。`); // 数は3です。
}
関連の記事
GAS substring 文字列を切り出す(Google Apps Script)
GAS indexOf 文字列の位置を取得(Google Apps Script)