Excel 条件に一致するセルの個数(COUNTIFS)

目次

条件に一致する個数を数える(COUNTIFS)

=COUNTIFS(条件とする範囲1(セル) , 範囲1の条件)

COUNTIFSは、条件に一致するセルの個数を返します。

B列の「東京」の個数を数えます。

 

結果を表示するセル(例:B5)に以下の式を入力します。

=COUNTIFS(B2:B4,"東京")

結果は、2と表示されます。

 

「関数の引数」のダイアログを使用する場合は、以下のように値をセットします。

※「関数の引数」のダイアログの開き方については以下を参照願います。
Excel 関数の入力をサポートするダイアログ

 

補足

指定する文字列にワイルドカード*を使用できます。
上記のサンプルの場合、以下の数式でも同じ結果になります。

=COUNTIFS(B2:B4,"東*")
=COUNTIFS(B2:B4,"*京")

ある数値より大きい個数を数える

例:C列の100より大きい数値の個数を求めます。

 

結果を表示するセル(例:B5)に以下の式を入力します。

=COUNTIFS(C2:C4,">100")

結果は、1と表示されます。

 

「関数の引数」のダイアログを使用する場合は、以下のように値をセットします。

※「関数の引数」のダイアログの開き方については以下を参照願います。
Excel 関数の入力をサポートするダイアログ

複合条件で数える

=COUNTIFS(条件とする範囲1(セル) , 範囲1の条件 , 条件とする範囲2(セル) , 範囲2の条件)

B列が「東京」でかつC列が「100」より大きい個数を求めます。

 

結果を表示するセル(例:B5)に以下の式を入力します。

=COUNTIFS(B2:B4,"東京",C2:C4,">100")

結果は、1と表示されます。

 

「関数の引数」のダイアログを使用する場合は、以下のように値をセットします。

※「関数の引数」のダイアログの開き方については以下を参照願います。
Excel 関数の入力をサポートするダイアログ

等号と不等号

関数で使用する等号と不等号の例です。

説明
>=100 100以上
<=100 100以下
>100 100より大きい
<100 100より小さい
=100 100である
<>100 100でない

COUNTIFSとCOUNTIFの違い

COUNTIFS 複数の条件を指定できます。条件が一つのみでも可能です。
COUNTIF 条件が一つのみ指定できます。

COUNTIFSの構文

=COUNTIFS(条件とする範囲1(セル) , 範囲1の条件 [, 条件とする範囲2(セル) , 範囲2の条件]・・・)

COUNTIFの構文

=COUNTIF(条件とする範囲1(セル) , 範囲1の条件)

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