株式用語 配当と株主優待

目次

配当とは

企業が利益の一部を株主に分配するお金のことです。

1.企業が利益を出す
2.その一部を配当として出すと決定
3.株主にお金が支払われる

 

どれくらいもらえるかは、保有株数に応じて決まります。

1株あたりの配当金が100円の場合、
100株保有していると、10,000円もらえます。

 

配当の種類

期末配当 決算期末に支払う(最も一般的)
中間配当 期の途中(半期)に支払う
特別配当 業績好調などの際に臨時で支払う
記念配当 創業〇周年などの節目に支払う

 

株主にとって

・株を持っているだけで定期的に収入が得られる
・株価が下がっても配当収入が下支えになる
・税金がかかる(日本では約20%)

 

企業にとって

・投資家に選ばれやすくなる
・配当を出す分、手元資金が減る
・一度増やすと減配しにくい(株主の期待が上がる)

 

配当利回り

配当利回り = 配当金 ÷ 株価 × 100

株価が1000円で配当金が50円の場合、配当利回りは5%です。

 

配当性向

配当性向が20%の場合は、利益の20%を配当して出します。

 

権利付最終日/権利落ち日(配当落ち)/権利確定日

配当をもらうには、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までに株を購入し、その日の取引終了まで保有する必要があります。

権利確定日に株を買っても配当はもらえません。
権利確定日は企業ごとに異なり、土日祝日は営業日に含まれません。

 

権利落ち日

権利付最終日に株を買って、権利落ち日に株を売っても配当の権利は取得できます。
権利落ち日は、株価が落ちる事が多いです。
権利落ち、配当落ちとも呼ばれます。

 

重要

権利は、権利確定日に株主名簿に載るかで決まります。

取引は約定日ではなく受渡日ベースです。

そのため、権利付最終日に買えば確定日に株主として記録されます。

 

株主優待とは

株を保有している株主に対して、企業が自社製品・サービス・割引券などを提供する制度です。

配当が現金での還元であるのに対し、株主優待は現金以外のかたちでの還元です。

 

1.一定数以上の株を保有
2.権利確定日(基準日)に株主名簿に載る
3.数ヶ月後に優待品が届く

 

優待の種類(例)

自社製品・食品 お米、お菓子、ビールなど
割引券・クーポン 自社店舗の割引、映画チケット
ポイント 自社ECサイトで使えるポイント
カタログギフト 好きな商品を選べる
交通・宿泊 航空券割引、ホテル優待

 

株主優待と配当の比較

還元の形 税金 外国人投資家
株主優待 モノ・サービス 基本的にかからない 受け取りにくい
配当 現金 現金かかる(約20%) 受け取れる

株主優待は日本特有の文化で、海外ではほとんど存在しません。

海外では株主還元は配当や自社株買いで行うのが一般的です。

関連の記事

株式の用語(EPS,PER,BPS,PBR)
決算短信とは (株式の用語)
信用取引と信用倍率とは (株式の用語)

△上に戻る