PHP 計算のサンプル(a += 3や++aとa++)

PHPの計算のサンプルです。

確認環境
・PHP 7

目次

計算 数値の演算
  代入演算子
  インクリメント(++)
  デクリメント(--)
  偶数か奇数か判定する
数値に変換 文字列を数値に変換する

数値の演算

数値の演算のサンプルです。

<?php
//足し算
echo 6 + 3; //9

//引き算
echo 6 - 3; //3

//掛け算
echo 6 * 3; //18

//割り算
echo 6 / 3; //2

//割り算の余りがある場合
echo 5 / 3; //1.6666666666667

//割り算の余りを切り捨て
echo floor(5 / 3); //1

//割り算の余りを求める
echo 5 % 3; //2

//べき乗
echo 2 ** 4; //16

18行目は、floorメソッドで小数点以下を切り捨てています。
21行目の%は、割り算の余りを求めます。
24行目は、べき乗です。1つ目の数値を 2つ目の数値でべき乗します(2*2*2*2=16)。

小数点同士の計算

<?php
echo 0.1 * 0.1; //0.01

0.1*0.1は、0.01になります。
※JavaScriptでは、誤差が発生します。

代入演算子

計算がある代入演算子のサンプルです。
計算した後に変数に代入します。

<?php
$a = 6;
echo $a += 3; //a = a + 3 と同じ → 9

$b = 6;
echo $b -= 3; //b = b -3 と同じ → 3

$c = 6;
echo $c *= 3; //c = c * 3 と同じ → 18

$d = 6;
echo $d /= 3; //d = d / 3 と同じ → 2

$e = 5;
echo $e %= 3; //e = e % 3 と同じ → 2

15行目の%は、割り算の余りを求めます。

以下は、PHPマニュアルの代入演算子のリンクです。http://php.net/manual/ja/language.operators.assignment.php

インクリメント

インクリメントのサンプルです。

<?php
$a = 0;
$b = ++$a;
echo $b; //1
echo $a; //1

$c = 0;
$d = $c++;
echo $d; //0
echo $c; //1

3行目は、変数の前に++がついています。値に1を足してから変数に代入します。
8行目は、変数の後ろに++がついています。値を変数に代入してから1を足します。

以下は、PHPマニュアルの加算子/減算子のリンクです。
http://php.net/manual/ja/language.operators.increment.php

デクリメント

デクリメントのサンプルです。

<?php
$a = 0;
$b = --$a;
echo $b; //-1
echo $a; //-1

$c = 0;
$d = $c--;
echo $d; //0
echo $c; //-1

3行目は、変数の前に--がついています。値から1を引いてから変数に代入します。
8行目は、変数の後ろに--がついています。値を変数に代入してから1を引きます。

以下は、PHPマニュアルの加算子/減算子のリンクです。
http://php.net/manual/ja/language.operators.increment.php

偶数か奇数か判定する

偶数か奇数か判定するサンプルです。

<?php
$a = 10;

if ($a % 2 === 0) {
    echo "偶数です"; //偶数です

} else {
    echo "奇数です";
}

4行目は、割り算の余りを求める%を使用し、余りが0のときは偶数、0以外のときは奇数と判定しています。

文字列を数値に変換する

文字列を数値に変換するサンプルです。

<?php
$a = "10";
$b = (int)$a;
var_dump($b); // int(10)

$c = "20";
$d = intval($c);
var_dump($d); // int(20)

3行目は、intのキャスト演算子で文字列を数値に変換しています。
4行目は、int型です。
7行目は、intvalカンスで文字列を数値に変換しています。
8行目は、int型です。

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