2015年基準の実質GDPの推移のグラフです。
2015年(基準年)
562.9兆円
2025年(最新)
590.7兆円
10年間の成長
+4.9%
出典:内閣府 四半期別GDP速報(2015年連鎖価格基準)
2015年から2025年にかけての日本の実質GDPの推移を、以下のように大きく3つの局面に分けて説明できます。
緩やかな拡大期(2015〜2018年)
設備投資の拡大や雇用環境の改善を背景に緩やかに拡大し、2018年には580.9兆円に達しました。ただし年間成長率は+0.7〜+1.6%と小幅にとどまり、力強さを欠く展開でした。
失速と急落(2019〜2020年)
2019年に消費税10%引き上げの影響で実質GDPがわずかに減少(−0.3%)し579.1兆円へ。さらに2020年は新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞で−4.3%と大幅に落ち込み、554.3兆円まで後退しました。
回復・再拡大期(2021〜2025年)
2021年はコロナ禍からの反動で+3.6%と大きく回復し574兆円台に。その後は回復ペースが鈍化し、2023年は+0.7%、2024年は物価高による個人消費の低迷や自動車メーカーの認証不正問題なども重なり−0.2%とわずかにマイナスとなりました。2025年は+1.1%で590.7兆円と持ち直しています。
まとめ
10年間で562.9兆円→590.7兆円と約4.9%の成長にとどまっており、コロナ禍の大きな落ち込みと物価高による実質消費の停滞が響いた結果、成長の実態は非常に緩やかなものとなっています。
実質GDPの前年比成長率のみのグラフ
出典:内閣府 四半期別GDP速報(2015年連鎖価格基準) ※2015年は基準年のため0%
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