国債とは(長期金利と利回りとオペレーション)

国債と長期金利と利回りとオペレーションについてです。

目次

国債とは

国債とは、国(政府)が発行する債券です。国(政府)の借金といえます。
国(政府)はお金を税金で集めますが、それだけでは足りないので国債を発行します。

国債の購入者は、基本的に利息を受け取り満期日に額面金額で返済(償還)されます。

現在の日本の国債の保有割合で大きいのは民間銀行と日本銀行です。

以下は、財務省の国債のページです。
https://www.mof.go.jp/jgbs/summary/kokusai.html

国債関連の用語

利付債(りつきさい)は、 定期的に利息(クーポン)をもらえます。満期時には、額面金額が支払われます。

割引債(わりびきさい)は、額面金額より安い金額で発行されます。満期時には額面金額が支払われます。利息(クーポン)はありません。発行時の価格と額面金額の差が、利付債の利息にあたります。

新発債(しんぱつさい)は、新しく発行される債券のことです。価格は国が決定します。

既発債(きはつさい)は、すでに発行された債券のことです。価格は既発債を扱う市場での需給によって決定します。

利回り

国債の利回りは、国債の価格とは逆の動きをします。

一般的に株式の人気がある時は国債が売られ、株式の人気が無い時は国債が買われます。

景気が良くて株式の人気がある → 国債の人気がない=国債の価格が安い → 額面金額との差が大きい → 利回りが高い

景気が悪く株式の人気がない → 国債の人気がある=国債の価格が高い → 額面金額との差が小さい → 利回りが低い

長期金利

新発債の10年の国債の利回りのことを長期金利といいます。(新規に発行する償還期間が10年の国債)

景気の指標になります。

長期金利があがると、銀行の企業への貸付金や住宅ローンの利息が上がります。

長期金利と住宅ローンの利息が同じだった場合、銀行は、信用のある国債を買うためです。

そのため住宅ローンは、長期金利より利息が高くなります。

2018年5月11日時点の長期金利は、0.045%です。

公開市場操作(オペレーション)

日本銀行と民間銀行の間での国債の売買は、日本銀行が行う公開市場操作(オペレーション)の一つです。
市場における紙幣の供給量を操作します。

売りオペレーション

日本銀行が民間銀行に国債を販売する(民間からお金を吸い上げる) → お金が足りない状態 → 金利が上がる

国債を売るので売りオペレーションです。売りオペとも呼ばれます。

買いオペレーション

日本銀行が国債を民間銀行から買い取る(民間にお金を供給する) → お金が余る状態 → 金利が下がる

国債を買うので買いオペレーションです。買いオペとも呼ばれます。

以下は、日銀の公開市場操作のQAのページです。
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/seisaku/b34.htm/

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