curlでJSONを送信するサンプル(Windows10)

curlのインストールとJSONを送信するサンプルです。
Windows10で行います。

目次

サンプル curlでJSONを送受信する概要
curlコマンドでJSONを送信する
curlのバージョンを確認する

curlでJSONを送受信する概要

コマンドプロンプトからcurlコマンドを実行します。

その時にhttpプロトコルのPOSTでリクエストのJSONが送信され、レスポンスのJSONを受け取ります。

現在のWindows10には、curlは既にインストールされています。

where curlコマンドを実行し、curl.exeが表示されればインストールされています。

E:\>where curl
C:\Windows\System32\curl.exe

whereコマンドは、現在のフォルダと PATHに設定されているフォルダを検索します。

 

curlコマンドでJSONを送信する

curlコマンドでJSONを送信します。

送信するJSON

curlコマンドで以下のJSONを送信します。

[
  {
    "bangou": "1",
    "name": "鈴木"
  },
  {
    "bangou": "2",
    "name": "田中"
  },
  {
    "bangou": "3",
    "name": "佐藤"
  }
]

送信先

送信先は、以下のSpring Bootの配列のJSONを受けるコントローラのクラス(MainController.java)に送信します。
http://localhost:8080/test1/index2
SpringBoot JSONの送信と受信のサンプル

 

コマンド

コマンドは、以下のとおりです。

curl -X POST -H "Content-Type:application/json" -d @test1.txt http://localhost:8080/test1/index2

-d @test1.txtのtest1.txtに上記のJSONをUTF-8で保存します。

test1.txtの保存場所は、現在コマンドを実行しているフォルダの箇所に配置します。
このサンプルは、EドライブのTest1フォルダにtest1.txtを保存しました。(以下図参照)

 

実行結果

以下は、実行結果です。

このサンプルでは、JSONをUTF-8で返すので日本語の箇所が文字化けしています。

コマンドのchcp 65001を実行するとUTF-8で表示されるようになります。

E:\Test1>chcp 65001

再度curlを実行すると文字化けが解消されます。

chcpと入力すると、現在の文字コードが表示されます。

E:\Test1>chcp
Active code page: 65001

chcp 932と入力すると文字コードはshift-jisになります。

 

curlのバージョンを確認する

curl -Vでcurlのバージョンを確認できます。

E:\Test1>curl -V
curl 7.55.1 (Windows) libcurl/7.55.1 WinSSL
Release-Date: [unreleased]
Protocols: dict file ftp ftps http https imap imaps pop3 pop3s smtp smtps telnet tftp
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile SSPI Kerberos SPNEGO NTLM SSL

以下は、curlの公式のマニュアルのリンクです。
https://curl.haxx.se/docs/manual.html

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