Zabbix トリガでhttpdプロセスを死活監視

Zabbixのトリガでhttpdプロセスを死活監視するサンプルです。
(確認環境:zabbix_server3、CentOS7)

目次

サンプル 概要
  ホストを作成する
アイテムを作成する
httpdプロセスの停止時と起動時の挙動を確認する

概要

  • 手順は、1.ホストを作成、2.アイテムを作成、3.トリガを作成します。
  • アイテムが無いとトリガを作成できません。
  • httpdのプロセスが起動しているときはエラーになりません。
  • httpdのプロセスを停止するとアラートが表示されます。

 

ホストを作成する

※既にホストがある場合この手順は不要です。

1.設定 > ホストをクリックします。

 

2.ホストの作成をクリックします。

 

3.ホスト名と表示名を入力し、グループの所属グループを選択します。
※test-host1というホスト名で作成しました。

 

4.追加ボタンを押すとホストが作成されます。

 

アイテムを作成する

1.ホストの一覧でアイテムをクリックします。

 

2.画面右上のアイテムの作成をクリックします。

 

3.アイテムの名前、タイプ、キー、更新間隔を入力し追加ボタンを押します。
キーはproc.num[httpd]を入力しました。

 

4.ホストの一覧に戻り、トリガーのリンクをクリックします。

 

5.画面右上のトリガーの作成をクリックします。

 

6.トリガーの名前を入力し追加ボタンをクリックします。

 

7.アイテムの横にある選択ボタンを押します。

 

8.上記で作成したアイテム名をクリックします。

 

9.アイテムに選択したアイテム名画表示されます。先頭には自動でホスト名が入っています。
結果で<を選択して数値の5を入力し挿入ボタンをクリックします。

 

10.条件式に上記で設定した値がセットされます。

httpdのプロセス数が5より小さい場合(trueのとき)にアラートになります。

 

11.下にある深刻度を選択し追加ボタンをクリックするとアイテムが作成されます。

 

12.アイテムの一覧には、以下のように作成したアイテムが表示されます。

 

httpdプロセスの停止時と起動時の挙動を確認する

1.以下のコマンドでhttpdプロセスの停止と起動を行います。

service httpd status・・・httpdプロセスの状態を確認

service httpd stop・・・httpdプロセスを停止

service httpd start・・・httpdプロセスを起動

※対象ホストが自サーバの場合、zabbixの画面は消えます。httpdを起動すれば表示されます。

 

2.以下は、httpdプロセスを一旦停止しその後起動した状態です。
httpdを停止させると赤字で障害と表示されます。
その後httpdを起動させたので正常となっています。

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