Zabbix 基本用語と起動/終了のコマンドを確認

Zabbixの起動と終了のコマンドと基本用語を確認するサンプルです。
(確認環境:zabbix_server3、CentOS7)

目次

サンプル Zabbixの基本用語
zabbixのサービス関連のコマンド(起動/終了)
  ブラウザからZabbixにアクセスする
ブラウザでZabbixのバージョンを確認
日本語化する
画面からログアウトする

Zabbixの基本用語

zabbixのイメージ図

用語 説明
Zabbix OSS(オープンソースソフトウェア)の監視ツール
Zabbixサーバ 監視する側。情報を受け取る。
Zabbixエージェント 監視対象のサーバにインストールする。情報を送信する。
Zabbixエージェントは必須ではない。SNMP等の使用でも監視は可。
ホスト 監視対象のサーバ等。ネットワークの機器も可。
アイテム 監視する項目。CPUの使用率、ディスクの使用率等。
アプリケーション アイテムをグループ化したもの。
トリガー しきい値。数値または文字列の指定も可能。
ディスカバリ 条件に一致する対象を発見したら自動でアイテム等を作成する。
テンプレート 監視の設定をまとめたもので、一つ作成しておけば複数のホストに適用できる
Webシナリオ シナリオ(台本、筋書き)で監視を行う。

 

zabbixのサービス関連のコマンド(起動/終了)

端末ターミナルのコマンドから起動や終了等の確認を行います。

zabbix serverのコマンド

systemctl status zabbix-server サービスの状態を確認する
sudo systemctl start zabbix-server サービスを起動する
sudo systemctl stop zabbix-server サービスを停止する
sudo systemctl restart zabbix-server サービスを再起動する
sudo systemctl enable zabbix-server サービス自動起動を有効にする
sudo systemctl disable zabbix-server サービス自動起動を無効にする
systemctl is-enabled zabbix-server サービス自動起動の設定を確認する

zabbix agentのコマンド

systemctl status zabbix-agent サービスの状態を確認する
sudo systemctl start zabbix-agent サービスを起動する
sudo systemctl stop zabbix-agent サービスを停止する
sudo systemctl restart zabbix-agent サービスを再起動する
sudo systemctl enable zabbix-agent サービス自動起動を有効にする
sudo systemctl disable zabbix-agent サービス自動起動を無効にする
systemctl is-enabled zabbix-agent サービス自動起動の設定を確認する

 

ブラウザからZabbixにアクセスする

1.ブラウザにzabbixのURLを入力します。

http://127.0.0.1/zabbix/

 

2.画面からユーザIDとパスワードを入力します。

※zabbixサーバーのデフォルトのポート番号は10051番です。
Zabbixエージェントのデフォルトのポート番号は10050番です。

 

ブラウザでZabbixのバージョンを確認

画面下にスクロールするとバージョンが書いてあります。この例では3.0.32となっています。

コマンド

Zabbix Server zabbix_server -V
Zabbix Agent zabbix_agentd -V

 

日本語化する

1.ログイン後に画面右上の人のアイコンをクリックします。

 

2.LanguageでJapaneseを選択しupdateを押すと日本語化になります。

 

画面からログアウトする

画面右上の以下の赤枠のアイコンをクリックするとログアウトします。

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