VB.NET SQLServerのストアドのselectを実行する

VB.NETのSQLServerのストアドのselectを実行するサンプルです。

確認環境
・Microsoft Visual Studio Community 2019

目次

サンプル ストアドプロシージャ
  コード
  SQL Serverへの接続の設定

ストアドプロシージャ

CREATE PROCEDURE dbo.TEST6
@syainID INT
AS
BEGIN
	SELECT id,name,romaji FROM SYAIN
	WHERE id = @syainID
END

引数を一つ受け取りselect文を実行します。

コード

Imports System.Data.SqlClient

Module Module1
	Sub Main()
		Dim Sql As String = "dbo.TEST6"
		Try
			Using Conn As New SqlConnection
				Conn.ConnectionString =
					   ("Data Source=localhost\SQLEXPRESS;" &
						"Initial Catalog=testDB1;" &
						"Integrated Security=SSPI;")
				Conn.Open()
				Using cmd As New SqlCommand(Sql)
					cmd.Connection = Conn
					cmd.CommandType = CommandType.StoredProcedure
					cmd.Parameters.Add("@syainID", SqlDbType.Int).Value = 2
					Using reader As SqlDataReader = cmd.ExecuteReader()
						While (reader.Read())
							Console.WriteLine(
								reader.GetInt32(0) &
								reader.GetString(1) &
								reader.GetString(2))
						End While
					End Using
				End Using
			End Using
		Catch ex As Exception
			Console.WriteLine(ex.Message)
		End Try
	End Sub
End Module

1行目は、System.Data.SqlClientをインポートしています。
5行目は、ストアドプロシージャ名です。
7,13,17行目は、usingステートメントです。
配下のブロックの処理が終了したときにリソースを解放するDispose()が呼ばれます。
9行目のData Sourceは、サーバー名(コンピュータ名\インスタンス名)を指定します。
10行目のInitial Catalogは、データベース名を指定します。
16行目は、ストアドに引数を渡しています。
17行目のExecuteReaderは、SQL文を実行しています。
20~22行目は、テーブルから取得した値を表示しています。

SQLServerへの接続の設定

1.プロジェクトを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

 

2.「設定」をクリックします。名前は任意の値を入力します。種類は「(接続文字列)」を選択します。スコープは「値」の入力欄をクリックすると、アプリケーションが自動で選択されます。
値の欄の右端のボタンをクリックします。(値の欄をクリックすると右端のボタンが表示されます)
データソースの選択ダイアログが表示された場合はSQLServerを選択します。

 

3.サーバー名に、コンピュータ名\インスタンス名を入力し、任意の認証を選択します。
ここではWindows認証を選択しました。
データベース名はデータベース名を指定するまたは空白の場合はコード内でデータベースを指定します。

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