PHP ファイルの存在/移動/コピー/削除

PHPのファイルを操作するサンプルです。

確認環境
・PHP 7
・Windows 10

サンプル	ファイルの存在確認(file_exists)
	ファイルをコピーする(copy)
	ファイルを移動する(rename)
	ファイル名を変更する(rename)
	空ファイルを作成する(touch)
	ファイルを削除する(unlink)
	ファイルのサイズを取得する(filesize)
	一時ファイルを作成する(tmpfile)

ファイルの存在確認(file_exists)

<?php
$path = "./hozon1/test1.txt";

if (file_exists($path)) {
	echo '存在します';
} else {
	echo '存在しません';
}

file_existsは、ファイルが存在している場合、trueを返します。
存在していない場合、falseを返します。

ファイルをコピーする(copy)

copy (コピー元,コピー先)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";
$path2 = "./hozon1/test2.txt";

copy($path1,$path2);

copyは、1つめの引数のコピー元から2つめの引数のコピー先にコピーします。
コピー先に、同名のファイルが存在していてもエラーにならず上書きされます。

ファイルを移動する(rename)

rename(移動元,移動先)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";
$path2 = "./hozon2/test1.txt";

if (rename($path1, $path2)) {
	echo "OK";
} else {
	echo "エラー";
}

renameは、1つめの引数の移動元から2つめの引数の移動先に移動します。
移動が成功した場合、返り値がtrueになります。
移動先に、同名のファイルが存在していてもエラーにならず上書きされます。

ファイル名を変更する(rename)

rename(変更前ファイル名,変更後ファイル名)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";
$path2 = "./hozon1/test9.txt";

if (rename($path1, $path2)) {
	echo "OK";
} else {
	echo "エラー";
}

renameは、1つめの引数の変更前ファイル名から2つめの引数の変更後ファイル名にします。
成功した場合、返り値がtrueになります。

空ファイルを作成する(touch)

<?php
$path1 = "./hozon1/test0.txt";

if (touch($path1)) {
	echo "OK";
} else {
	echo "エラー";
}

touchは、空ファイルを作成します。
ファイルが存在する状態で実行すると更新日時が更新されます。
成功した場合、返り値がtrueになります。

ファイルを削除する(unlink)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";

if (unlink($path1)) {
	echo "OK";
} else {
	echo "エラー";
}

unlinkは、ファイルを削除します。
削除対象のファイルが存在しない場合はエラーになります。
成功した場合、返り値がtrueになります。

ファイルのサイズを取得する(filesize)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";

print (filesize($path1));	//32

filesizeは、ファイルのサイズをバイト数で返します。

一時ファイルを作成する(tmpfile)

<?php
$path1 = "./hozon1/test1.txt";

$file1 = tmpfile();

fwrite($file1, "あいうえお");

rewind($file1); //確認用
$list1[] = fgets($file1); //確認用

fclose($file1);

print($list1[0]); //あいうえお

tmpfileは、一時ファイルを作成します。
fcloseを行うと一時ファイルは消えます。

8行目のrewindは、ファイルポインタの位置を先頭に戻します。