Perl 計算のサンプル($a +=3や++$aと$a++)

Perlの計算のサンプルです。

確認環境
・Perl 5.26.3

目次

サンプル 数値の演算
  代入演算子
  インクリメント(++)
  デクリメント(--)
  偶数か奇数か判定する

数値の演算

数値の演算のサンプルです。

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

	#足し算
	print 6 + 3; #9

	#引き算
	print 6 - 3; #3

	#掛け算
	print 6 * 3; #18

	#割り算
	print 6 / 3; #2

	#割り算
	print 6 / 3; #2

	#割り算の余りがある場合
	print 5 / 3; #1.66666666666667

	#割り算の小数点以下を切り捨て
	print int(5 / 3); #1

	#割り算の余りを求める
	print 5 % 3; #2

	#べき乗
	print 2 ** 4; #16

24行目は、intで小数点以下を切り捨てています。
27行目の%は、割り算の余りを求めます。
30行目は、べき乗です。1 つ目の数値を 2 つ目の数値でべき乗します(2*2*2*2=16)。

小数点同士の計算

print 0.1 * 0.1; # 0.01

0.1*0.1は、0.01になります。
※JavaScriptでは、誤差が発生します。

 

代入演算子

計算がある代入演算子のサンプルです。
計算した後に変数に代入します。

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

	my $a = 6;
	print $a +=3; #a = a + 3 と同じ → 9

	my $b = 6;
	print $b -=3; #b = b -3 と同じ → 3

	my $c = 6;
	print $c *=3; #c = c * 3 と同じ → 18

	my $d = 6;
	print $d /=3; #d = d / 3 と同じ → 2

	my $e = 5;
	print $e %=3; #e = e % 3 と同じ → 2
	

18行目の%は、割り算の余りを求めます。

 

インクリメント

インクリメントのサンプルです。

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

	my $a = 0;
	my $b = ++$a;
	print $b; #1
	print $a; #1

	my $c = 0;
	my $d = $c++;
	print $d; #0
	print $c; #1
	

6行目は、変数の前に++がついています。値に1を足してから変数に代入します。
11行目は、変数の後ろに++がついています。値を変数に代入してから1を足します。

デクリメント

デクリメントのサンプルです。

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

	my $a = 0;
	my $b = --$a;
	print $b; #-1
	print $a; #-1

	my $c = 0;
	my $d = $c--;
	print $d; #0
	print $c; #-1
	

6行目は、変数の前に--がついています。値から1を引いてから変数に代入します。
11行目は、変数の後ろに--がついています。値を変数に代入してから1を引きます。

偶数か奇数か判定する

偶数か奇数か判定するサンプルです。

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

	my $a = 10;
	
	if ($a % 2 == 0){
		print "偶数です"; #偶数です
		
	}else{
		print "奇数です";
	}

7行目は、割り算の余りを求める%を使用し、余りが0のときは偶数、0以外のときは奇数と判定しています。

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