OracleのSQL Plusを使用するサンプルです。
確認環境 ・Oracle Database 18c Express Edition |
目次
接続する | SQL PlusでOracleに接続する |
表示の設定 | 表示幅を広げる(set line 数値) |
実行結果をテキストに出力する(spool) | |
nullを別の文字に変える | |
列名と「x行が選択されました。」を非表示にする | |
SQL Plusを終了する→exitを入力 |
SQL PlusでOracleに接続する
1.スタートメニューから「SQL Plus」をクリックして起動します。
開いた画面は、コマンドプロンプトのような外見で先頭にSQL*PLUSと書いてあります。
2.ユーザー名とパスワードまたは、ユーザー名、パスワード、サーバ、サービスを入力します。
ユーザ名/パスワード |
ユーザ名/パスワード@サーバ/サービス |
上記は、test1ユーザのパスワードtest1で、localhostのXEPDB1サービスに接続しています。
test1/test1@localhost/XEPDB1
表示幅を広げる(set line 数値)
set line 数値 |
before
SQLの実行結果ですが横の表示幅が狭いため行の途中で改行されて見づらくなっています。
途中で改行されないよう表示幅を広げます。
after
set lineコマンドを入力してからselectを実行します。
set line 300
横の表示幅が改善されました。
実行結果をテキストに出力する(spool)
spool 出力先 |
spool off |
SQL文の実行結果をテキストに出力する場合は、spoolコマンドで開始しspool offで終了します。
spool d:\Test1\spool1.txt と spool off
spoolコマンドを入力した後、SQL文を実行します。
nullを別の文字に変える
set null 文字 |
before
sqlの結果で、項目の値がnullか確認したい場合があります。
nullの場合に記号を表示させるようにします。
上の図では、列のROMAJIにnullの項目があります。
after
SET NULL % と入力すると、nullの場合は、%が表示されるようになります。
列名と「x行が選択されました。」を非表示にする
set heading off |
set feedback off |
before
デフォルトでは、列名と検索結果の件数が出力されています。
この列名と検索結果の件数を非表示にします。
after
set heading offで列名を非表示にします。
set feedback offで「x行が選択されました。」を非表示にします。
列名と検索結果の件数が非表示になります。
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