hostsファイル (DNSを使用しない時のファイル)

目次

hostsファイルとは

hostsファイルとは、ドメイン名とIPアドレスの対応が書かれたファイルです。

Windows、Linuxともにあります。

 

流れ

クライアントがホスト名で通信しようした場合です。

1.hostsファイルを確認する
→ 書いてあればそのIPを使う(DNSに問い合わせしない)

2.なければDNSサーバに問い合わせ
  • DNSを使う前に参照されます
  • そのPCだけに有効です
  • 小さな手作りDNSのようなものです

 

主な用途

  • 開発・テスト環境で特定のホスト名を一時的に別IPに向けたい
  • DNS登録前に動作確認したい
  • 特定サイトをブロックしたい

特定サイトをブロックする場合は以下のどちらかのように書きます。

127.0.0.1 example.com
0.0.0.0 example.com

意味は、example.com にアクセスすると自分自身(127.0.0.1)や無効なIP(0.0.0.0)に接続することとなり、結果として 通信できずブロックされます。

 

hostsファイルとDNSの比較

項目 hostsファイル DNS
管理範囲 そのPCのみ ネットワーク全体
優先順位 DNSより先 hostsの後
運用 手動 自動・分散
スケール 小規模向け 大規模向け

 

注意点

  • 手動管理なのでメンテナンスが大変
  • 管理者権限が必要
  • DNSより優先されるため、設定ミスで繋がらなくなることがある
  • 大規模環境には向かない(1台1台書き換えが必要)

hostsファイルの場所と内容のイメージ

hostsファイルの場所

Windows C:\Windows\System32\drivers\etc
Linux / Mac /etc/hosts

 

記述例

192.168.1.10 test.local
127.0.0.1 localhost

意味:test.localにアクセスすると192.168.1.10に接続する

 

以下は、hostsファイルの中身の例です。

hostsファイルを更新して保存する方法は以下を参照下さい。
Windows10 hostsファイルを更新して保存する方法

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DNSの仕組みの概要(ドメイン・ネーム・システム)

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