Kotlinのバイト配列の作成と復号のサンプルです。
目次
サンプル | 文字列からバイト配列を作成する |
バイト配列を復号して文字列を作成する |
文字列からバイト配列を作成する
- toByteArrayメソッドは、文字列をバイト配列にします。
- UTF8に変換します。
- バイト配列は、データ型がバイト(byte)型で値が-128~127までの数値です。
fun main(args: Array<String>) {
val str1 = "あA1"
val charset = Charsets.UTF_8
// 文字列をバイト配列に変換
val ar1 = str1.toByteArray(charset)
for (b1 in ar1) {
println(b1)
//-29 -127 -126 65 49
}
}
6行目は、toByteArrayメソッドで文字列をバイト配列にしています。
toByteArrayメソッドの引数は、UTF_8を指定しています。
以下はKotlinのtoByteArrayメソッドのリンクです。
https://kotlinlang.org/api/latest/jvm/stdlib/kotlin.text/to-byte-array.html
バイト配列を復号して文字列を作成する
- Stringクラスのコンストラクタでバイト配列を復号し新しいStringを生成します。
- 1つめの引数はバイト配列で2つめの引数は、復号で使用する文字コードです。
- バイト配列とは、データ型がバイト(byte)型で値が-128~127までの配列です。
fun main(args: Array<String>) {
val charset = Charsets.UTF_8
val b1 = byteArrayOf(-29, -127, -126, 65, 49)
// バイト配列を文字列に変換
val str1 = String(b1, charset) //UTF-8
println(str1) //あA1
}
UTF8でバイト配列を復号しています。
以下はKotlin8 API仕様のStringクラスのコンストラクタのリンクです。
https://kotlinlang.org/api/latest/jvm/stdlib/kotlin/-string/
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