Kotlin のcodePointAtメソッドで、文字からUnicodeコードポイントを取得するサンプルです。
目次
サンプル | codePointAtとは |
Unicodeコードポイントを取得する | |
数値文字参照 | |
サロゲートペア文字列の場合 |
codePointAtとは
文字列.codePointAt(位置) |
- 文字列のうち、引数の数値の位置にあるUnicodeコードポイントを返します。
- 文字列の最初の1文字目の位置は0です。
- 引数が範囲外のときは、StringIndexOutOfBoundsExceptionの例外を返します。
- 以下はKotlin のcodePointAtのリンクです。
https://kotlinlang.org/api/latest/jvm/stdlib/kotlin.text/code-point-at.html
Unicodeコードポイントを取得する
fun main() {
val a = "ABあい"
println(a.codePointAt(0)) // 65
println(a.codePointAt(1)) // 66
println(a.codePointAt(2)) // 12354
println(a.codePointAt(a.length - 1)) //12356
println(Integer.toHexString(a.codePointAt(0))) //41
println(Integer.toHexString(a.codePointAt(1))) //42
println(Integer.toHexString(a.codePointAt(2))) //3042
}
4行目は「A」を指しUnicodeコードポイントの65を表示します。
5行目は「B」を指しUnicodeコードポイントの66を表示します。
6行目は「あ」を指しUnicodeコードポイントの12354を表示します。
7行目は、最後の文字の「い」を指しています。lengthで文字列の長さを取得して1引きます。
Unicodeコードポイントの12356を表示します。
9~11行目は、toHexStringメソッドで16進数にしています。
数値文字参照
10進数の場合: &#数値; |
16進数の場合: &#x数値; |
上記コードの値は、数値文字参照で使用できます。
HTML上で
10進数の「A」と16進数の「A」は、「A」と表示されます。
10進数の「あ」と16進数の「あ」は、「あ」と表示されます。
サロゲートペア文字列の場合
サロゲートペア文字列の場合のサンプルです。
2行目は、サロゲートペアの「つちよし」です。
fun main() {
val a = "𠮷"
println(a.codePointAt(0)) // 134071
println(Integer.toHexString(a.codePointAt(0))) //20bb7
}
4行目は、codePointAtメソッドで「つちよし」のUnicodeコードポイントを表示しています。
6行目は、toHexStringメソッドで16進数にしています。
文字コードは秀丸やサクラエディタで確認できます。
秀丸で見た場合
Unicodeコードポイントは、U+16進数で記述されます。
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