Kotlin 計算のサンプル(a += 3や++aとa++)

Kotlinの計算のサンプルです。

目次

計算 数値の演算
  代入演算子
  インクリメント(++)
  デクリメント(--)
  偶数か奇数か判定する
数値に変換 文字列を数値に変換する

数値の演算

数値の演算のサンプルです。

fun main() {

    //足し算
    println(6 + 3) //9

    //引き算
    println(6 - 3) //3

    //掛け算
    println(6 * 3) //18

    //割り算
    println(6 / 3) //2

    //割り算の余りがある場合
    println(5 / 3) //1

    //割り算の余りを求める
    println(5 % 3) //2

    //べき乗
    val num1 = Math.pow(2.0, 4.0)
    println(num1) //16.0
    val num2 = num1.toInt()
    println(num2) //16

    // 絶対値
    println(Math.abs(-10)) //10
}

19行目の%は、割り算の余りを求めます。
22行目は、べき乗です。1つ目の数値を 2つ目の数値でべき乗します(2*2*2*2=16)。
powメソッドの戻り値はdouble型で、16.0です。
24行目は、double型をint型に変換しています。

代入演算子

計算がある代入演算子のサンプルです。
計算した後に変数に代入します。

fun main() {

    var a = 6
    a+= 3 //a = a + 3 と同じ
    println(a) //9

    var b = 6
    b -= 3 //b = b -3 と同じ
    println(b) //3

    var c = 6
    c *= 3 //c = c * 3 と同じ
    println(c) //18

    var d = 6
    d /= 3 //d = d / 3 と同じ
    println(d) //2

    var e = 5
    e %= 3 //e = e % 3 と同じ
    println(e) //2
}

20行目の%は、割り算の余りを求めます。

インクリメント

インクリメントのサンプルです。

fun main() {

    var a = 0
    val b = ++a

    println(b) //1
    println(a) //1

    var c = 0
    val d = c++

    println(d) //0
    println(c) //1
}

4行目は、変数の前に++がついています。値に1を足してから変数に代入します。
10行目は、変数の後ろに++がついています。値を変数に代入してから1を足します。
varの変数は、値の再代入可能が可能です。
valの変数は、値の再代入はできません。

デクリメント

デクリメントのサンプルです。

fun main() {

    var a = 0
    val b = --a

    println(b) //-1
    println(a) //-1

    var c = 0
    val d = c--

    println(d) //0
    println(c) //-1
}

4行目は、変数の前に--がついています。値から1を引いてから変数に代入します。
10行目は、変数の後ろに--がついています。値を変数に代入してから1を引きます。
varの変数は、値の再代入可能が可能です。
valの変数は、値の再代入はできません。

偶数か奇数か判定する

偶数か奇数か判定するサンプルです。

fun main() {

    val num = 10

    if (num % 2 == 0) {
        println("偶数です") //偶数です
    } else {
        println("奇数です")
    }
}

5行目は、割り算の余りを求める%を使用し、余りが0のときは偶数、0以外のときは奇数と判定しています。

文字列を数値に変換する

文字列を数値に変換するサンプルです。

fun main() {

    val a = "100"

    val b = Integer.valueOf(a)
    println(b) // 100

    val c = a.toInt()
    println(c) // 100

//int d = a;  //コンパイルエラー
}

valueOfメソッドは、引数の文字列をInteger型の数値で返します。
toIntメソッドは、引数の文字列をint型の数値で返します。

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