Java jardescからjarを作成するサンプル

Javaのjardescからjarを作成するサンプルです。
(確認環境:Java 8,Eclipse 4.8,Windows10)

目次

サンプル jardesc(ジャーデスク)ファイルとは
jardesc(ジャーデスク)ファイルを作成する
マニフェストファイルとは

jardesc(ジャーデスク)ファイルとは

jardescファイルは、javaファイルから作成されます。

作成されたjardescファイルは、jarファイルを作成できます。

 

jardesc(ジャーデスク)ファイルを作成する

1.Test1.javaファイルからjardesc(ジャーデスク)ファイルを作成します。

コード(Test1.java)

package test1;

public class Test1 {

	public static void main(String[] args) {
		System.out.println("Hello World" + args[0]);
	}
}

 

2.プロジェクトを右クリックし「エクスポート」をクリックします。

 

3.「JARファイル」を選択し次へをクリックします。

 

4.「このJARの記述をワークスペースに保存」にチェックを入れ、jardescファイルを入力します。

 

5.「マニフェスト・ファイルを生成」にチェックを入れ、「アプリケーションのエントリー・ポイントのクラスを指定」にメインクラスを入力します。

エントリポイントがない場合以下のメッセージが表示されます。

「D:\testJar1.jarにメイン・マニフェスト属性がありません」

 

6.jardescファイルが作成されました。

 

マニフェストファイルとは

マニフェストファイルはjarファイル内に通常含まれています。
テキスト形式で、内容はjarに含まれるファイルの情報が書かれています。
jarコマンドでファイルの存在を確認できます。

 

マニフェストファイルを確認するコマンド

jar tvf ファイル.jar

META-INF配下にMANIFEST.MFファイルがあります。

 

MANIFEST.MFファイルの内容

Manifest-Version: 1.0
Main-Class: test1.Test1

2行目は、エントリポイントが記述されています。
エントリポイントがあるのでjarファイルのダブルクリックでjavaプログラムが起動できます。

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