HTMLの特殊文字(文字実体参照/数値文字参照)

目次

サンプル 文字実体参照(実体参照)とは
  数値文字参照(文字参照)とは
よく使う文字実体参照と数値文字参照の一覧

文字実体参照(実体参照)とは

文字実体参照は、HTMLやXMLなどのマークアップ言語で使用される特殊な表記法です。

マークアップ言語では、文字自体が意味を持つ場合があります。たとえば、HTMLで<や>はそのまま表示するとHTMLタグとして解釈されます。

文字実体参照は、これらの文字の機能を無効化し文字として表示します。たとえば、文字実体参照の&lt;は<(小なり記号)を表し、文字実体参照の&gt;は>(大なり記号)になります。

HTMLに文字実体参照で記述してブラウザで表示すると対象の文字が表示されます。

 

数値文字参照(文字参照)とは

数値文字参照は、文字のUnicodeコードポイントを10進数または16進数で表現する表記法です。

数値文字参照には以下の2つの形式があります。

10進数での表現 →  &#と数値;    例:&#65; は大文字の「A」を表します。
16進数での表現 →  &#xと数値;  例:&#x41; も大文字の「A」を表します。

Unicodeは、さまざまな文字や記号に割り当てられた一意の番号を表す国際的な文字コード規格のため、異なる環境でも表現できます。

HTMLに数値文字参照で記述してブラウザで表示すると対象の文字が表示されます。

 

よく使う文字実体参照と数値文字参照の一覧

文字 文字実体参照
(実体参照)
数値文字参照
(10進数)
数値文字参照
(16進数)
備考
< &lt; &#60; &#x3c; 小なり
> &gt; &#62; &#x3e; 大なり
" &quot; &#34; &#x22; ダブルコーテーション
& &amp; &#38; &#x26; アンパサンド
  &nbsp; &#160; &#xa0; 半角スペース
' &apos; &#39; &#x27; アポストロフィ
© &copy; &#169; &#xa9; コピーライト
- &#45; &#x2d; ハイフン
A - &#65; &#x41; 英字大文字(A)
a - &#97; &#x61; 英字小文字(a)
- &#12354; &#x3042; ひらがな(あ)
  - &#12288; &#x3000; 全角スペース
1 - &#49; &#x31; 数値(1)
- &#13094; &#x3326; ドル
- &#13095; &#x3327; トン
- &#13123; &#13123; マイクロ
- &#13129; &#x3349; ミリ
- &#13076; &#x3314; キロ
- &#13131; &#x334b; メガ
- &#13072; &#x3310; ギガ
- &#13183; &#x337f; 株式会社
- &#12849; &#x3231;
- &#8544; &#x2160; ローマ数字(1)
- &#8545; &#x2161; ローマ数字(2)
- &#8546; &#x2162; ローマ数字(3)
- &#8547; &#x2163; ローマ数字(4)
- &#8548; &#x2164; ローマ数字(5)
- &#8549; &#x2165; ローマ数字(6)
- &#8550; &#x2166; ローマ数字(7)
- &#8551; &#x2167; ローマ数字(8)
- &#8552; &#x2168; ローマ数字(9)
- &#8553; &#x2169; ローマ数字(10)
- &#8554; &#x216a; ローマ数字(11)
- &#8555; &#x216b; ローマ数字(12)

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