VBAの定数のサンプルです。Excel、Accessとも同じです。
目次
サンプル | 定数 (const) |
配列の定数の場合 | |
VBAの定数 |
定数 (const)
Const 変数名 As データ型 |
- 定数は変数の値を変更をすることができません。
- データ型を宣言するDimの代わりにConstを記述すると定数になります。
定数の使用例です。
Sub test1()
Const COLOR As String = "red"
Const ZEI As Double = 0.1
Debug.Print COLOR 'red
Debug.Print ZEI '0.1
'COLOR = "blue" '定数に値を代入できません
End Sub
3行目は、String型の定数です。
4行目は、Double型の定数です。
9行目は、定数に値を代入しようとしますがエラーになりできません。
配列の定数の場合
エクセルのVBAでは配列の定数はできません。
以下は、代わりの一例です。
Dim Color As Variant
Sub test1()
'Const COLOR() As String 'エラー
Call setColor
Debug.Print Color(0) 'red
Debug.Print Color(1) 'yellow
Debug.Print Color(2) 'blue
End Sub
Sub setColor()
Color = Array("red", "yellow", "blue")
End Sub
4行目は、配列の定数を定義しようとしますがエラーになります。
6行目は、13行目の関数を呼んでいます。
14行目は、変数に配列の値をセットしています。
8~10行目は、配列の各値が表示されます。
VBAの定数
VBAの主な定数です。
定数 | 説明 |
---|---|
vbCrLf | 改行。Chr(13) + Chr(10) |
vbCr | キャリッジ リターン文字。Chr(13) |
vbLf | ライン フィード文字。Chr(10) |
vbTab | タブ文字。Chr(9) |
vbNewLine | WindowsのときはChr(13) + Chr(10)。MacintoshのときはChr(13) |
以下は、MicroSoftのその他の定数のリンクです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/vba/language/reference/user-interface-help/miscellaneous-constants
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