Excel関数の文字列の位置を取得するサンプルです。
目次
サンプル | 文字列の位置を取得する(FIND) |
FIND関数とSEARCH関数の違い |
文字列の位置を取得する(FIND)
=FIND(検索する文字列, 文字列) |
=FIND(検索する文字列, 文字列,開始位置) |
- 文字列を先頭または開始位置から検索して対象の文字列が出現した位置を返します。
- 先頭の1文字目の位置は1です。
- FINDは大文字小文字を区別します。
- 存在しないときは、#VALUE!を返します。
文字の位置を返すサンプル1
A1にある「abcde」 =FIND("a",A1,1) 1 =FIND("b",A1,1) 2 =FIND("c",A1,1) 3 =FIND("abc",A1,1) 1 =FIND("z",A1,1) #VALUE! |
1行目は、A1の"a"の文字を1文字目から探し"1"を返します。
2行目は、A1の"b"の文字を1文字目から探し"2"を返します。
3行目は、A1の"c"の文字を1文字目から探し"3"を返します。
4行目は、A1の"abc"の文字を1文字目から探し"1"を返します。
5行目は、A1の"z"の文字を1文字目から探し存在しないので"#VALUE!"を返します。
文字の位置を返すサンプル2
A1にある「abcde」 =FIND("あ",A1,1) 1 =FIND("あ",A1,2) 4 =FIND("あ",A1,3) 4 =FIND("あ",A1,4) 4 =FIND("あ",A1,5) #VALUE! =FIND("あ",A1,6) #VALUE! |
1行目は、A1の"あ"の文字を1文字目から探し"1"を返します。
2行目は、A1の"あ"の文字を2文字目から探し"4"を返します。
3行目は、A1の"あ"の文字を3文字目から探し"4"を返します。
4行目は、A1の"あ"の文字を4文字目から探し"4"を返します。
5行目は、A1の"あ"の文字を5文字目から探し存在しないので"#VALUE!"を返します。
6行目は、A1の"あ"の文字を6文字目から探し存在しないので"#VALUE!"を返します。
FIND関数とSEARCH関数の違い
- FINDは英字の大文字小文字を区別します。
- SEARCHは英字の大文字小文字を区別しません。
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