C++ 関数のサンプル

C++の関数のサンプルです。

目次

サンプル 関数
  関数のサンプル
  関数の呼び出しが関数より前にある場合(プロトタイプ宣言)
  引数なしと戻り値なし(void)の場合

関数

  • 関数は、処理をまとめたものです。
  • 引数は関数にデータを渡します。引数は複数指定できます。省略も可能です。
  • returnで値を呼び出し元に返します。戻り値や返り値と呼ばれます。
    →戻り値がない場合は戻り値の型をvoidにします。
  • 呼び出し先の引数は、「仮引数」といいます。
  • 呼び出し元の引数は、「実引数」といいます。

 

関数のサンプル

#include <iostream>
using namespace std;

int calc(int n1, int n2)	// 関数
{
	return n1 + n2;
}
int main() {	// main関数
	int num1 = 2;
	int num2 = 3;

	int num3 = calc(num1, num2); //関数呼び出し
	cout << "the answer is " << num3 << ".\n"; // the answer is 5.

	return 0;
}

12行目は、4行目の関数を呼び出しています。
関数を呼び出すときは、関数が前にある必要があります。

2行目は、using namespace std;と書くことによって、本来はstd.coutと書くべきところをcoutのみ記述で良くなります。

 

関数の呼び出しが関数より前にある場合(プロトタイプ宣言)

#include <iostream>
using namespace std;

int calc(int a1, int a2); // プロトタイプ宣言

int main() {	// main関数
	int num1 = 2;
	int num2 = 3;

	int num3 = calc(num1, num2);	//関数呼び出し
	cout << "the answer is " << num3 << ".\n"; // the answer is 5.

	return 0;
}
int calc(int n1, int n2)	// 関数
{
	return n1 + n2;
}

関数の呼び出しが関数より前にある場合は、
4行目のように使用する関数の名前と引数と戻り値の型を記載します。プロトタイプ宣言といいます。

 

引数なしと戻り値なし(void)の場合

#include <iostream>
using namespace std;

void print();

int main() {	// main関数
	print();
	return 0;
}
void print()	// 関数
{
	cout << "test\n"; //test
}

戻り値がない場合は関数名の前にvoidを指定します。

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