企業業績メモ 東京電力ホールディングス

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東京電力ホールディングス

東京電力ホールディングスは東京電力グループの持株会社です。

2011年3月に東日本大震災、福島第一原子力発電所事故があり、2011年3月に特別損失として1兆円2000億円を計上しました。

2012年7月に政府の原子力損害賠償・廃炉等支援機構が東京電力への1兆円の出資を行い、議決権の50%超を押さえて実質的に国有化しました。

福島第一原子力発電所事故以降、配当は0円となっています。

 

売上高と営業利益と営業利益率

2020年1月、日本国内でコロナを検知
2022年2月、ロシア軍がウクライナ侵攻
2023年5月、コロナを「5類」に引き下げ(インフルエンザと同じ)

2023年3月は、石炭や液化天然ガス(LNG)等の燃料費が高騰し決算は悪化しました。

業績一覧

決算売上高営業利益営業利益率
2024/36兆9183億2788億4.0
2023/37兆7986億-2289億-3.0
2022/35兆3099億462億0.8
2021/35兆8668億1434億2.4
2020/36兆2414億2118億3.3
2019/36兆3384億3122億4.9
2018/35兆8509億2884億4.9
2017/35兆3577億2586億4.8
2016/36兆0699億3722億6.1
2015/36兆8024億3165億4.6
2014/36兆6314億1913億2.8
2013/35兆9762億-2219億-3.8
2012/35兆3494億-2725億-5.1
2011/35兆3685億3996億7.4

 

関連の用語

会社分割

2016年に東京電力は、発電、送配電、小売供給に会社分割されました。

東京電力フュエル&パワー株式会社・・・燃料・火力発電事業
東京電力パワーグリッド・・・送電線、変電所等を運用して送配電する
東京電力エナジーパートナー株式会社・・・小売電気事業、ガス事業
東京電力リニューアブルパワー・・・再生エネルギー発電(水力・太陽光・風力)

TEPCO(テプコ)

東京電力の商号

 

福島第一原子力発電所の状況(2022年)

3,4号機の使用済み燃料の取り出しは完了しました。

1,2号機の使用済み燃料取り出しと1~3号機の燃料デブリ取り出しの開始に向けた準備作業を実施中です。燃料デブリとは、溶けた燃料等が冷えて固まったものです。

2021年12月から廃止措置終了までの期間は30~40年後となっています。

東京電力の2022年4月時点の原発稼働状況

柏崎刈羽原子力発電所 停止中
福島第一原子力発電所 廃止
福島第二原子力発電所 廃止措置中

東北電力

2022年4月時点の原発稼働状況

東通原子力発電所 停止中
女川原子力発電所 停止中

関西電力

2022年4月時点の原発稼働状況

美浜発電所 停止中
大飯発電所 3号機運転中
高浜発電所 4号機運転中

https://www.nsr.go.jp/jimusho/unten_jokyo.html

※2021年第2四半期 決算説明資料より

https://www.tepco.co.jp/corporateinfo/illustrated/accounting/statement-income-consolidated-j.html

https://www.tepco.co.jp/about/ir/stockinfo/dividend.html

https://www.tepco.co.jp/about/ir/library/results/pdf/2103q4tanshin-j.pdf
https://www.tepco.co.jp/about/ir/library/results/pdf/2203q2gaiyou-j.pdf

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