東京電力ホールディングスの業績と概要 (9501)

目次

業績

東京電力ホールディングスは、発電・送配電・小売りなどを統括する日本最大級の電力会社グループです。
2011年の福島第一原子力発電所事故後、実質国有化され現在も復興・賠償を続けながら事業再編を進めています。

2021/32022/32023/32024/32025/3
売上高5兆8668億5兆3099億7兆7986億6兆9183億6兆8103億
営業利益1434億462億-2289億2788億2344億
経常利益1898億422億-2853億4255億2544億
純利益1808億29億-1236億2678億1612億
営業利益率2.40.8-2.94.03.4
※単位 円

2023年5月、コロナを5類に引き下げ(インフルエンザと同じ)
2022年2月、ロシア軍がウクライナ侵攻
2020年1月、日本国内でコロナを検知

証券コード9501
決算月3月
会計基準日本基準
市場名東証プライム
IR情報https://www.tepco.co.jp/about/ir/release/

2023年3月は、石炭や液化天然ガス(LNG)等の燃料費が高騰し決算は悪化しました。

2025年3月期 決算短信
https://www.tepco.co.jp/about/ir/library/results/pdf/2503q4tanshin-j.pdf

概要

何を売っている会社?

電力・ガス(小売) 家庭や企業向けの電気とガスの販売(東京電力エナジーパートナー)
送配電 電柱や電線などのインフラ管理と電気の輸送(東京電力パワーグリッド)
燃料・火力発電 中部電力との合弁会社JERAを通じた燃料調達と発電。
再生可能エネルギー 水力・風力・太陽光などの開発(東京電力リニューアブルパワー)。

 

強み・他社との違い

顧客基盤 日本最大の人口・経済圏の首都圏を供給エリアとしています。
インフラ資産の規模 送配電網、発電所など、長年蓄積してきた巨大なインフラ資産を保有。
ノウハウ 電力安定供給のための運用技術があります。

 

注意点・リスク

賠償・廃炉コスト 福島第一原発の廃炉費用が今後も数十年継続
赤字 2026年3月期も、廃炉に向けた災害特別損失として巨額(約9,000億円規模)を計上したため、最終損益は大幅な赤字となる見込み。

関連用語集

会社分割 2016年に東京電力は、発電、送配電、小売供給に会社分割されました。
TEPCO(テプコ) 東京電力の商号

福島第一原子力発電所の状況(2026年)

廃炉工程の段階

段階 内容 状況
第1段階 使用済燃料プール内の燃料取り出し 3・4号機完了、1・2号機準備中
第2段階 燃料デブリの取り出し 試験的取り出し開始
第3段階 廃炉物の処理・処分 未着手

ポイント

  • 使用済燃料の取り出しは着実に進展
  • 最難関の燃料デブリ取り出しは緒についたばかり
  • 完全な廃炉まで20~30年以上かかる見込み
  • 技術的課題と人為的ミスが作業遅延の要因

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