目次
花王(4452)
花王は洗剤、トイレタリー、化粧品等を扱う日用品メーカーです。
1991年3月期以降、連続増配をしています。(2024年時点)
配当性向の目標を40%としています。これは利益の40%を配当にあてるということです。
企業業績
決算 | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 |
---|---|---|---|
202412 | 1兆6284億 | 1466億 | 9.0 |
202312 | 1兆5325億 | 600億 | 3.9 |
202212 | 1兆5510億 | 1100億 | 7.0 |
202112 | 1兆4187億 | 1435億 | 10.1 |
202012 | 1兆3819億 | 1755億 | 12.7 |
201912 | 1兆5022億 | 2117億 | 14.0 |
201812 | 1兆5080億 | 2077億 | 13.7 |
201712 | 1兆4894億 | 2047億 | 13.7 |
201612 | 1兆4576億 | 1855億 | 12.7 |
201512 | 1兆4717億 | 1643億 | 11.1 |
201412 | 1兆4017億 | 1332億 | 9.5 |
201312 | 1兆3152億 | 1246億 | 9.4 |
201212 | 1兆0125億 | 1015億 | 10.0 |
セグメント別売上高(2024.12)
ハイジーン&リビングケア事業 (生活空間:洗剤、生理用品、紙おむつ等) (5442億)
ヘルス&ビューティケア事業 (健康とケア:スキンケア、ヘアケア、入浴剤、オーラルケア等) (4239億)
ケミカル事業 (油脂製品、機能材料製品) (4058億)
化粧品事業 (2441億)
ライフケア事業 (業務用衛生製品) (558億)
セグメント別営業利益(2024.12)
ハイジーン&リビングケア事業 (生活空間:洗剤、生理用品、紙おむつ等) (757億)
ケミカル事業(油脂製品、機能材料製品) (346億)
ヘルス&ビューティケア事業(健康とケア:スキンケア、ヘアケア、入浴剤、オーラルケア等) (344億)
ライフケア事業(業務用衛生製品) (62億)
化粧品事業 (-36億)
業績と予想
2024年12月期の連結業績(2024年1月1日~2024年12月31日)
項目 | 数値 | 前年同期比 |
---|---|---|
売上高 | 1兆6,284億円 | +6.3% |
営業利益 | 1,466億円 | +144.3% |
税引前利益 | 1,510億円 | +136.6% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,077億円 | +145.7% |
当期包括利益合計額 | 1,603億円 | +89.9% |
売上高の増加と利益の大幅増で業績が改善されました。
2025年12月期の連結業績予想(2025年1月1日~2025年12月31日)
項目 | 数値 | 前期比 |
---|---|---|
売上高 | 1兆6,700億円 | +2.6% |
営業利益 | 1,600億円 | +9.1% |
税引前利益 | 1,630億円 | +7.9% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,160億円 | +7.6% |
配当
年度 | 中間配当 | 期末配当 | 年間配当合計 |
---|---|---|---|
2024年12月期(実績) | 76円 | 76円 | 152円 |
2025年12月期(予想) | 77円 | 77円 | 154円 |
2025年2月6日 決算短信
https://www.kao.com/content/dam/sites/kao/www-kao-com/jp/ja/corporate/investor-relations/pdf/results-fy2024-all.pdf
企業メモ
主な製品
アタック(洗濯洗剤)、
ビオレ(ハンドソープ)、
クリアクリーン(歯磨き粉)
メリット(シャンプー)
ソフィーナ(化粧品ブランド)
クイックル(掃除用品ブランド)
マジックリン(洗剤)
エッセンシャル(ヘアケア)
ロリエ(生理用品)
メリーズ(おむつ)
トイレタリー
石鹸、ボディソープ、ハンドソープ、スキンケア、ヘアケア等のこと。
トイレとは異なる。
サニタリー
トイレ、浴室、洗面所などのこと。
花王の創業
長瀬富郎が「長瀬商店」として創業し、家庭用石鹸の販売からスタート。
Kao Way
花王の企業理念・行動指針
証券メモ
証券コード | 4452 |
EDINETコード | E00883 |
決算月 | 12月 |
会計基準 | IFRS |
業種 | 化学 |
上場市場 | 東証プライム |
サイト | https://www.kao.com/jp/ |
決算短信 | https://www.kao.com/jp/investor-relations/library/results/ |
コロナ時の影響(2020)
化粧品事業の売上(2020)
コロナの影響を受けました。
・外出が減りまたマスク着用でメイクアップ製品の売上が減少
・インバウンド需要が消滅し売上が減少
ヒューマンヘルスケア事業の売上(2020)
コロナでハンドソープや消毒液等の衛生関連製品の売上が上がりました。
紙おむつの競争激化し売上が減少
競合製品としてパンパース(P&G)、ムーニー(ユニ・チャーム)等あります。花王の製品はメリーズです。
衛生関連製品(2020)
コロナでハンドソープや消毒液等の衛生関連製品の売上が上がりました。
オンラインのEC販売(2020)
売上が上がりました。
関連の記事