ビットコインの概要と歴史とチャートです。
目次
概要 | ビットコインの歴史とチャート |
ビットコインとは | |
ブロックチェーンとは | |
マイナーとは | |
プルーフ・オブ・ワーク(proof-of-work)(PoW) | |
関連の用語 |
ビットコインの歴史とチャート
2008年 サトシ・ナカモトがビットコインの論文を発表。
2010年 1万BTCとピザ2枚が交換される。最初の取引と言われています。
2013年 キプロスの金融危機で1BTCが約11万円まで急騰。しかしこの後は価格は低迷。
2014年 マウントゴックス事件。ビットコイン取引所のマウントゴックスが経営破綻。
2017年 世界的な仮想通貨ブームが起こる。12月には1BTCが約230万円まで急騰。
2018年 仮想通貨流出事件。コインチェック社の仮想通貨のNEMが不正に流出。当時のレート換算で約580億円相当。
2018年 仮想通貨バブルが崩壊し1BTCの最安値が約35万円になる。
2020年1月 新型コロナウイルスが世界的に流行するがBTCの大幅な価格変動はなし。
2020年11月 BTCの価格が上がり始める。
2021年11月にBTC史上最高値の1BTCが約770万円になる。
ビットコインとは
- ビットコインとは、取引データの集合体で現物のコインは存在しません。
- 管理者が存在せず、参加者全員が共有する非中央集権です。
→個人と個人の取引が可能になります。P2Pネットワークです。
→日本銀行が円を発行するのは中央集権です。 - 記録が信用されているため価値が認められています。
→ブロックチェーンという技術を使用していて記録を改ざんできません。
→参加者全員が合意したデータが有効になります。
→データを検証するのでなりすましや二重払いはできません。 - ビットコインを送金する等の取引のことをトランザクションといいます。
→マイナーがトランザクションを承認します。
→ビットコインの全ての取引はインターネット上にあり誰でも確認できます。 - コインはマイナーのマイニングの報酬としてプログラムによって自動的に生み出されます。
→4年ごとに半減しながら発行されます。 - 発行上限量があり、2140万BTCです。
→2021/4時点で1800万BTC発行済です。 - 通貨単位はBTCです。
- 24時間365日交換可能です。
- 仮想通貨、暗号通貨のひとつです。
ブロックチェーンとは
- 複数のトランザクションをまとめたものをブロックといいます。
- ブロックが繋がったものがブロックチェーンです。
- ビットコインの取引履歴が記録されています。
- 取引履歴のことをトランザクションといいます。
- 分散して管理されるP2Pネットワークです。分散型台帳と呼ばれます。
マイナーとは
- 取引データに不正がないかを確認し取引データをブロックに書き込みます。
- マイニングが完了するとその取引は承認されます。
- 取引の記録は全世界に公開されます。だれでも確認できます。
- マイニングに貢献した場合、ユーザからの取引手数料と新規発行コインを得られます。
→利益になるので自分のために行います。 - マイナーは手数料が高いものから検証していきます。
- プールマイニング:マイナーがグループになり、誰かが採掘に成功した場合、報酬はグループ内で分配する仕組みです。
プルーフ・オブ・ワーク(proof-of-work)(PoW)
- マイナーによって実現されるブロックチェーンの仕組みです。
- マイナーは、ナンス(Nounce)という数字を見つける必要があります。
- ナンスの発見は早いもの勝ちです。
→ナンスが見つかると他のマイナーがナンスの正しさを検証します。
→検証が正しい場合、発見した人が報酬を得られます。
関連の用語
- ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコイン(altcoin)と呼ばれます。
- コインは、ウォレット(Wallet)という財布に保管します。
→ホットウォレットはネットに接続し、コールドウォレットはネットに接続しません。 - お金の送付先はアドレス(address)と呼ばれます。
- ハードフォーク(hard fork):分裂という意味です。ビットコインからビットコインキャッシュがハードフォークしました。互換性がなくなります。
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