AWSのS3 Glacier Deep Archiveにファイルを配置/取得するサンプルです。
目次
サンプル | S3 Glacier Deep Archiveにファイルを配置/取得する概要 |
S3 Glacier Deep Archiveにファイルを配置 | |
S3 Glacier Deep Archiveからファイルを取得 | |
復元に複数ファイルを指定する |
S3 Glacier Deep Archiveにファイルを配置/取得する概要
- S3 Glacier Deep Archiveは、S3 Glacierより費用が安くなります。
- 保存や取り出しはS3 Glacierより時間がかかります。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/restoring-objects-retrieval-options.html - アーカイブされたオブジェクトの復元
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/restoring-objects.html
S3 Glacier Deep Archiveにファイルを配置
1.検索入力欄で「S3」と入力し、表示された「S3」をクリックします。
2.S3のファイルを配置したいバケット名のリンクをクリックし「アップロード」をクリックし、アップロード画面に遷移します。
3.アップロードするファイルを選択後、「プロパティ」のストレージクラスで「Glacier Deep Archive」を選択して「アップロード」をクリックします。
※ファイルアップロード後でも「Glacier Deep Archive」に変更可能です。
4.オブジェクトの一覧を表示するとストレージクラスはGlacier Deep Archiveになっています。
S3 Glacier Deep Archiveからファイルを取得
1.S3でGlacier Deep Archiveのファイルを選択してもダウンロードボタンは押せません。ファイルの復元が必要です。
2.「アクション」から「復元を開始」をクリックします。
※オブジェクトが利用可能になるまで待機する必要があります。取り出し料金が適用されます。
3.「復元されたコピーが利用可能な日数」に数値を入力すると下の欄に「復元されたコピーは、約MM-dd-yyyy」まで使用できます。」と使用できる日数が表示されます。
取得階層は、一括取得を選択しました。取り出し時間が早いほど料金も上がります。
復元を開始をクリックすると復元が始まります。
4.復元中は、復元ステータスが「進行中」となります。
「ダウンロード」ボタンは押下不可でダウンロードできません。
復元の速度は、「取得階層をアップグレード」で早めることができます。
5.復元が完了すると、復元ステータスが「完了済み」となります。
「ダウンロード」ボタンが押下可能となります。
復元の有効期限が表示されます。
6.一覧では進行中や完了済みといったステータスは表示されません。
復元に複数ファイルを指定する
復元に複数ファイルを指定することは可能です。
1.複数ファイルを選択して「復元を開始」をクリックします。
2.復元の画面では、複数ファイルが復元対象として表示されています。
関連の記事