Windows MSU、SSU、LCUの違い

目次

MSU、SSU、LCUの違い

用語 正式名称 何を表すか 主な役割
MSU Microsoft Update Standalone Package 更新ファイルの形式 Windows更新プログラムを格納して配布する
SSU Servicing Stack Update 更新機能自体の更新 Windows Updateを正しくインストールする仕組みを修正する
LCU Latest Cumulative Update Windows本体の累積更新 セキュリティ修正、不具合修正、品質改善を適用する

MSU:.msu形式のファイル。Windows Update Agentが扱う更新パッケージで、Microsoft Updateカタログからダウンロードできる単体インストーラ。

SSU:サービススタック更新プログラム。Windows が更新を適用する仕組み(サービススタック)そのものを更新するもの。これが古いと後続の LCU が正しく適用できない・失敗することがあるため、LCU より先に入れる必要がある。

LCU:最新の累積更新プログラム。月例(Patch Tuesday)で配布される、そのOSビルドに対するセキュリティ修正・バグ修正を過去分すべて含んだ累積パッケージ。最新の LCU 1つを当てれば、それ以前の LCU は不要です。

MSUとは

MSUは、拡張子が次のようになっている更新パッケージファイルです。

windows10.0-kbxxxxxxx-x64.msu

Microsoft Update Catalogから手動でダウンロードした更新プログラムなどで使われます。

 

通常は、次の方法でインストールできます。

wusa.exe windows10.0-kbxxxxxxx-x64.msu

 

また、対応するWindowsではDISMやPowerShellでも適用できます。

Add-WindowsPackage -Online -PackagePath "C:\Patch\KBxxxxxxx.msu"

SSUとは

SSUは、Windowsの更新処理を担当する仕組み自体を更新するものです。

 

主に、次のような部分に関係します。

・Windows Updateのインストール処理
・CBS(Component-Based Servicing)
・DISM
・SFC
・Windowsの機能・役割の追加や削除
・コンポーネント修復

 

たとえると、LCUが荷物なら、SSUは荷物を受け取って設置する作業員や設備の更新です。

SSUが古いと、LCUを正常にインストールできず、次のような問題につながることがあります。

更新プログラムが表示されない
インストールが失敗する
0x800f0823などのエラーが発生する

LCUとは

LCUは、Windows OS本体に対する最新の累積更新プログラムです。

 

主な内容は次のとおりです。

・Windowsのセキュリティ脆弱性修正
・Windowsの不具合修正
・動作の安定性や品質改善
・過去の累積更新に含まれていた修正

累積という名前のとおり、基本的には過去の修正が含まれています。

例えば、1月、2月、3月のLCUがある場合、3月のLCUには原則として1月と2月までの修正も含まれます。

1月LCU:修正A
2月LCU:修正A+B
3月LCU:修正A+B+C

そのため、通常は途中のLCUを一つずつインストールする必要はなく、対象OSに適用できる最新LCUを適用します。ただし、前提更新やチェックポイント累積更新が指定されている場合は、その指示に従う必要があります。

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