VB.NET 定数のサンプル(Const/ReadOnly)

VB.NETの定数のサンプルです。

目次

サンプル 定数を定義する(Const)
  定数を定義する(ReadOnly)
  配列の定数の場合(ReadOnly)

定数を定義する(Const)

Const 変数名 As データ型
  • 定数は変数の値を変更をすることができません。
  • データ型を宣言するDimの代わりにConstを記述すると定数になります。
  • Constでの配列はできません。

定数の使用例です。

Module Module1
	Public Const COLOR As String = "red"

	Sub Main()
		Const ZEI As Double = 0.1

		Console.WriteLine(COLOR) 'red と出力される
		Console.WriteLine(ZEI) '0.1 と出力される

		'COLOR = "blue" '定数に値を代入できません

	End Sub
End Module

2行目は、String型の定数です。
5行目は、Double型の定数です。
10行目は、定数に値を代入しようとしますがエラーになりできません。

定数を定義する(ReadOnly)

ReadOnly 変数名 As データ型
  • ReadOnlyは、ローカル変数宣言では使用できません。
  • ReadOnlyでの配列はできます。
Module Module1
	Public ReadOnly COLOR As String = "red"

	Sub Main()
		'ReadOnly ZEI As Double = 0.1 'エラー

		Console.WriteLine(COLOR) 'red と出力される
		'Console.WriteLine(ZEI) '0.1 と出力される

		'COLOR = "blue" '定数に値を代入できません

	End Sub
End Module

2行目は、String型の定数です。
5行目は、Double型の定数です。「ローカル変数宣言では有効ではありません」というエラーが発生します。
10行目は、定数に値を代入しようとしますがエラーになりできません。

配列の定数の場合(ReadOnly)

Module Module1
	Public ReadOnly COLOR() As String = {"red", "yellow", "blue"}

	Sub Main()

		Console.WriteLine(COLOR(0)) 'red と出力される
		Console.WriteLine(COLOR(1)) 'yellow と出力される
		Console.WriteLine(COLOR(2)) 'blue と出力される

	End Sub
End Module

2行目は、ReadOnlyで配列を設定しています。

関連の記事

VB.NET 配列の仕組みと使い方のサンプル

△上に戻る